放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事で出会った落研の人達!

私が新人放送作家だった、昭和62年。先輩の作家・Oさんの紹介で、新番組・ドラマの番組宣伝番組の仕事を頂いた。 その番組は、あの「太陽に吠えろ」の後番組で、やはり刑事ドラマで「ジャングル」というタイトルだった。 新人の俳優の紹介やメイキングの…

学生落語の大会と東海大落研

数年前。下北沢の「しもきたドーン」というライブハウスで行われる「学生落語の大会」で審査員を頼まれた。 この会場は、私が名古屋でお世話になったテレビ局の元プロデューサーとフォークダンスDE成子坂の桶田敬太郎君が、手造りで作った小屋だ。 演劇や…

國學院・落研先輩の元翁さん!

昭和五十五年。私が東海大学落語研究部に入部した時。國學院大落研・四年生に三優亭右勝(さんゆうてい うかつ)という先輩がいた。これは、伝統の名前で落語の腕が確かな者しか継いでいない。 この右勝さんは、今も若木家元翁(わかぎや がんおう)の名でア…

記憶に残るハガキ職人・メール職人!ラジオリスナー!

春風亭一之輔のラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)では、リスナーのメールを紹介している。実は、私はメールを紹介するラジオ番組は初めてである。 私がラジオをメインにやっていた時代は、ファックスがやっと普及した頃。リスナーとのやりとりはハガ…

ラジオ制作会社社長のМさんは凄かった!

30数年前。某FМ局で「〇の穴」という番組の作家をしていたことがある。私の担当したのは、英語とスペイン語を操るDJ・〇〇オが生放送する二曜日だ(曜日ごとにパーソンナリティが違う)。 この番組の制作会社の社長さんに見崎さんという方がいた。古き…

OB命令下る!東海落研を視察してこい!

二十年以上前のことだが、東海大落研OBで飲んでいると、春風亭昇太師匠が言った。 「今、うちの落研なんか、潰れそうなんだろう!お前、チョット見て来いよ!」 昔から、この手の現場仕事は、いつも私である。このパターンは四十年間変わっていない。 私は「…

落研の後輩・湯川君!(初代・五十歩)

東海大学落語研究部の七年後輩に、頭下位亭五十歩(とうかいてい ごじゅっぽ・湯川)と言う男が居た。 彼は細身のいい男で、初めて見た時の印象は、俳優の篠田三郎さんの様だった。彼は同期の兵枝(ひょうし・脚本家の穴吹一朗)と一緒に学生劇団を立ち上げ…

意外な仕事!「まさかのパチンコ番組」

私はパチンコをあまりやらない。二十代の頃、朝一で並ぶと打ち止め出来るパチスロに並んで生活をしたことがあるが(当時、近所の店が朝一は必ず出る設定がされていた。後に営業停止。違法だったかも)…。あまり熱くなった記憶はない。 当然、パチンコの釘も…