放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

春風亭一花さん大賞で…思い出…

 春風亭一花さんがNHKの「新人落語大賞」で大賞をとった。これは歴史的快挙である。

 

 十数年前…。上野鈴本で女性の前座さんが出てきた。見ると聞きやすく上手い。愛嬌もある。私は「これは、ピッカリさんのライバルになるな」と感じた。ピッカリとは現在の桃花さんである。こんなに光る前座はなかなか見たことが無い。

 

 若手の大喜利番組に推薦した時。スタッフは無反応だったが…。数年後、他のスタッフが「女性で良いのが居る」として一花さんを推薦して出演が決まった。私の推薦した時は早すぎて誰も認知していなかったようだ。

 一花さんは人柄の評判も良く「オレンジ色が好き」と聞いた男性スタッフがみんな、次の収録でオレンジを身に着けていて笑ったものだ。私はさりげなく靴紐をオレンジにした。あるお年寄りの作家など分かりやすくオレンジのジャケットを着ていた。普段着ているのを見たことが無い。買った可能性すらある。

 若手の作家もオレンジのバンダナを巻くなどしていた。

 

オレンジブームは一週で笑いあって終わったが…。なんだか現場がなごやかに成った。

 

 数年前。地方のお寺のホールで落語会がある時。一花さんを推薦した。今度は一花さんのスケジュールが無く実現しなかった。私が推薦するといつも実現しない。

 

 それがどうしたという訳ではないが…。とにかく「一花さんおめでとうございます」

 

 そういえば、サンフリにつる子さんは呼んだが、一花さんを呼んだことはなかった!なんでだろう?

 

 

 

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

 

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