放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

「それ、言わない方がいいんじゃないの」という意味が分からない。

 ある飲み屋で…。昔の話になったので、学生時代の落語の大会で今プロのK師匠とS師匠に勝ったことがあるという話をした。

 すると…。カウンターの常連客が「それ、あんまり言わない方がいいんじゃないの」と言った。意味が分からない。この理論だと、甲子園で江川の作新学園に勝ったナインは「勝っちゃったんだよね」と言えないことになってしまう。勝ったのは事実なのでなにも隠すことはないのだ。

 当のK師匠S師匠がテレビ番組で「あの時、二人で一次予選落ちたよね」「この二人を落とすなんて、いかにテレビのスタッフに見る目がないかがわかる」と言っていた。本人たちも認めているのだ。私は「見る目のないスタッフに選ばれたのだから仕方がない」。

 実はこの大会で予選落ちしたプロの落語家は沢山いる。これは、長嶋茂雄さんが甲子園に出ていないのとも同じだ。大会と言うものは実力に反して勝ち負けが付いて回るものなのだ。

 

 私は「何でプロに成らなかったの?」と聞かれると「ヘタだったから」と答える。勝ったけどヘタだったのだ。でも、勝った事実は変わらない。審査員は「上手い」より「学生らしさ」を重視する傾向にある。または、上手い人5人、学生らしい人5人などと決めて選考している可能性がある。全国大会の決勝はどの年も、このバランスだったからだ。

 

 やっぱり「言わない方がいい」の意味がまったく分からない。

 

 

 

 

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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