放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

有楽町のカレー・マーブルが閉店!

 一之輔さんのラジオを聴いていたら、ニッポン放送隣のビルの地下にあるカレー屋さんマーブルが今日で閉店するという。

 野球の実況でお馴染み・松本アナがレポートしていた。

 

 私もマーブルには何度か行ったことがある。オールナイトニッポンの二部を担当していた頃…。ディレクターのHさんが「カレーはマーブルだよ!」と言っていたのを思い出す。この局で働くスタッフに絶大な人気があった。

 まだ、20代だった私は先輩達と同じものを食べたくて通ったものだ。有名なスポーツ選手と同じウエアーや靴を欲しがるファンと同じ発想である。

 同じものを食べれば、才能が近づける気がした。一人前の業界人になれる様な気がした。

 しかし、私は辛いものを食べると人の三倍汗をかく特異体質。食べていると店の人に「大丈夫ですか?」と言われる程だ。大丈夫なのだが顔はサウナ状態。シャツもベタリと体にひっついている。ゲリラ豪雨の後の様だ。

 でも、確かに美味しい!何度食べても飽きないタイプのルーである。

 

 だからどうという訳ではないがが…。もう、無くなるのか…。と思うと…ノスタルジックな気分になる。今夜はカレーを作るか。甘口で汗の出ないやつにしよう。