放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

熱海五郎一座と落研と東八郎さん!

 今日(2021・5・31)、新橋演舞場で「熱海五郎一座」の昼公演を観て来た。この芝居を観ると、私の中で色々な思い出が交差する。

 

 まず、座長の三宅裕司さんは、私が見習い放送作家(バイト)として初めて番組についた時のパーソナリティ。しかも、明治大学落研出身だ。

 さらに、渡辺正行さんも明治の落研。当然、昇太師匠は東海大落研だ。

 

 三宅さんは、70才だという。そこから換算すると、私の10学年先輩となる。これは、私の大学、東海大落研で言うと、10期あたりだ。東海落研の最も大きな名前、二代目・頭下位亭位下頭(いけず)さんと同期となる。

 東海大のレジェンド・初代・独坊さんが12期なので、1年の時、三宅さんは3年となる。この時代に各大学に大物が混在したのが分かる。三宅さんの後輩の志の輔師匠、立川談之助師匠、渡辺正行さん、小宮孝泰さん(赤信号)、立川談幸師匠、も同時期となる。

 國學院落研の上手すぎるOB、三優亭右勝さんも、三宅さんの少し下だ。

 お互いに面識があったかどうかは分からないが、私の中では「三宅世代」は「落研黄金世代」である。少し先輩には青学落研の現・円楽師匠も居る。

 

 今回の芝居の後の、舞台あいさつで、東貴博さんが「今日は、オヤジ、東八郎の誕生日です」と、言っていた。

 

 実は、私も東八郎さんと接点が有った。昭和57年放送の「第五回学生落語名人位決定戦」(日本テレビ)の本選に出場した時。学生の落語の合間に、プロの舞台喜劇が流された。

 その座長が東八郎さんだったのだ。つまり、東さんが立った同じ舞台で私は落語をやったことになる。私の中では、また、思い出が繋がった。

 ちなみに、このコントには「とんねるず」(私と同学年。貴明さんは私がお世話になった放送作家Sさんの中学の同級生でもある)「轟次郎さん」も出演していた。

 コントの設定は「学生落語の大会本番の楽屋」。落研の出場者が貴明さんで、木梨さんは後輩。OBが轟次郎さんで後輩に威張ってアドバイスしていると、伝説の大OB・赤胴先輩(東八郎さん)が登場する。すると、轟さんは態度を変えて急にヨイショするというものだ。

 

 このコントを書いたのは、劇作家・シナリオライターとして有名な水谷龍二さんだった。当時は知らなかったが、実は、水谷さんは私の師匠Мの後輩で一緒に企画書やシナリオを製作していた人だ。私がラジオディレクターのムチゃブリで「日本語の話せるベトナム人を連れてこい!」(「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」noteより電子書籍で販売中に掲載)と言われた時のシナリオも偶然、水谷さんだった。

 

 芝居の内容は、まだ、二日目なので触れません。皆さん、今からでも間に合います。新橋演舞場でご観覧下さい。

 

 今回、落研OBしか分からない話題が多くてすいません!ラジオリスナーの皆さんは、流してお読みください!

 

 

 

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