放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

偶然…春風亭柳好さんと…

 数カ月前。よく行くカウンターバー(自称ガールズバー)に行くと…。ある劇団の役者さんが居た。私を見つけると…。「柳好師匠の眼鏡預かってるんですが…連絡してもらえませんか?」と来た。「どうしたの?」「先日、あるバーで偶然ベロ酔いの柳好師匠と一緒になって、カウンターの下に眼鏡落としてたんです」

 

 チョット、不思議な話だ。落とした店に置いておくのが王道だと思うのだが、何故持ち歩いているのだろう?聞くと、柳好さんは店に「眼鏡忘れてませんか?」と戻ってきたがマスターが「ありません」と答えて落ち込んで帰ったそうだ。その後、横に居た役者の客が落ちているのを見つけたという。「無い」と言った手前、もう店には来ないと思った様だ。

 事情が分かったので柳好さんにメールして「〇〇〇ー〇」という店に置いてあります。と伝えた。柳好さんは行った事の無い店なので建物の場所を加えておいた。

 後日。当人が取りに来てメガネは無事に返すことができた。

 

 昨日。また「〇〇〇ー〇」に行くと…。偶然、柳好師匠が若手の落語家と飲んでいた。稽古に来た若手を飲ませていたそうだ。来たのは二度目らしい。

 私が二杯飲むと「小林さん、眼鏡落とした店に行きませんか?謝りに行きます」とのこと。私は「じゃあ…」と席を立つと…。店のお姉さんが「いってらっしゃい」と言った。「えっ!戻ってこないといけないの?」「そりゃ、そうですよ」。

 何だか不思議な理屈である。別の店で二杯飲んで…。また、元の店に行くと…。また二杯…。結局飲み過ぎてしまった。

 いつもは三杯ぐらいしか飲まないのに…。店を変えると余計に飲んでしまう…。最初、夕飯で大瓶1本飲んだのでさらに酔った様だ。

 酒を飲むようになって43年…。未だに正しい飲み方が出来ない。一人で飲めばそんなことはないのだが、人が絡むと合わせてしまう。流されやすいのが静岡県人の特徴である。

 

 

 

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

 

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