放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

春風亭昇也さん!真打!あの時の思い出…

 東海大落研の後輩、春風亭柳若くんのことを書いたら、春風亭昇也さんから「私のことも書いて下さい」と苦情が来た!

 

 そこで、思い出した…。

 

 十年程前。私は春風亭昇太さんのお弟子さんにはほとんど会ったことが無かった。昇々、昇吉、は知っていたが、その下は顔も知らなかった。

 

 そんなある日。小田急線・経堂駅の居酒屋「さばの湯」の落語会へと行くと、前座(二つ目だったかも知れない)で出てきたのが昇也くんだった。会は「柳好師匠の会」だった気がする(定かではない)。

 何の期待もしていなかったが…。あれ?聞きやすいし、口調がいいな!との印象だった。多分「転失気」だったと思うが、客席から笑いが起っていた。

 

 後日。師匠の春風亭昇太さんに会ったので報告してみた。

 私「先輩の弟子の昇也って、落語がしっかりしてて、良いですね!売れる様な気がしますよ!」と言うと…

 「おう!あいつは、落語でご飯が食えそうな気がするんだよ!」と言っていた。

 

 これは、大変な褒め言葉である。テレビ、ラジオでタレント活動しなくとも、落語一本で勝負できれば最高である(タレント活動も大切ですが)。

 

 その数年後。BSの番組で昇也くんが出るようになり、話すことも多くなった。昇也くんは「びびらず」「礼儀正しく」「はっきりとモノが言える」とてもしっかりした男だ。

 話していると「友達みたいになっている」。年上の者にも気にせず「突っ込み」が出来る。対人的な度胸は大したものだ。

 

 今日も、私のエッセイを見て「鯉茶ではなく、鯉ちゃです」と指摘して来た。なんと!気さくな奴だ!私はさっき急いで「エッセイを直した」。

 

 そんな昇也さんが真打になる。落語でも勝負できるが、マスコミでも活躍して欲しいものだ。

 以前、春風亭一之輔のFМラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)のゲストに昇也くんが出た時、とても評判が良かった。

 アシスタントの汾陽さんが「昇也さん、面白い!」と言った程だ。彼女が宝塚以外のゲストで、こんな反応をしたのは初めてだ。

 

 「成金」最後の真打、柳雀と昇也。快進撃が始まりそうである。

 

 昇也くん!書いといたよ!

 

 

 ネット書籍の地下真打と呼ばれる青春ドキュメントがこちら!昇也くんの落語と違い、こちらは「御飯が食べられそうにないエッセイ」である。

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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