放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

ラジオのゲストと話していると…

 ラジオのゲストに来た細田昌志さんと本番前に話していると…。細田さんは放送作家時代に私と同じ局に来ていた様だ。

 その頃の私と同世代の作家SSの名が出た。一緒に仕事をしていた様だ。

 SSさんが若くして「ヤングパラダイス」の作家だったことを認知していた。私は23歳の大学生の時。ヤンパラの見習い作家をしていた。その時のある曜日のメイン作家がSSさんだったのだ(私と同学年)。

 私はSさんの天才的なオープニングコントや、天才的な☓☓ネタを毎週目の当たりにして打ちのめされていた。「世の中には、天才がいるんだ!」と思ったものだ。

 当時。自分の師匠や先輩作家も超売れっ子だったが「天才」とは思わなかった…。常人の能力を超えたSさんの書き回しの上手さは今も心に残っている。

 野球で言うなら、大谷選手と同じ凡人がマネをすると失敗する…。私はそのスタイルをマネしなかった。

 本番30分前に、まだコントが出来ていないのに…。そこから、天才的な作品を20分で書き殴る姿は、まるで格闘技。実は40年前の売れっ子作家に、このタイプが何人かいたが。私の師匠は家で書いてくるタイプ。私もあせって書くとダメなタイプである。

 さらに、伝説のプロデューサーのエピソードで一盛り上がり。

 

 そんな話をしていると…。これから放送でやる話の打ち合わせをほとんど出来ずに終わってしまった。私が「あっ!無駄話しすぎて…時間が…」すると細田さんは「今の話、面白いですよ!「力道山未亡人」の話はやめて放送作家時代の話を本番でもしましょう」と言っていた。私はあわてて「いや!僕は喋らないんで…未亡人の話でお願いします」。

 細田さんは「僕、いつも喋り過ぎちゃうんですよね!」との事。

 

 

 

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

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