放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

赤紙と父親の話…本当なのか?!

 私の父親は大正15年の生まれ。まだ存命だ。大戦中、出征直前に終戦。ギリギリ戦争に行かなかった。志願兵は同級生でも戦争に行っている混在の学年である。

 

 10年程前だろうか。私は何となく「オヤジさんも、赤紙は来たの?」と聞いてみた。すると「赤紙は二度目の徴兵だよ!初めての時は強制だから赤紙は来ないんだよ!赤紙は二度目の徴兵でくるんだ!」何と!意外な答えが返って来た。

 父親この時、80才代後半だったがボケてはいなかった。

 

 しかし、疑問である?ドラマや映画では初めての徴兵でも赤紙が来ている。あれは、演出上の嘘なのだろうか?または、地方によって違いがあるのか?それとも父親の記憶違いか?疑問は大きく膨らんでしまう。では父親には白い紙で来たのか?

 

 ネットで調べても、分からなかった。

 

 今度。本人にもう一度聞いてみようか?しかし、確か…98才なので聞いても良く分からないかもしれない。