放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

プロとアマの違いとは?!今だに分からない…

 20年以上フォークキダーを弾いているが、まったく上手くはならない。ギターはアマチュワでもすぐにプロとセッションできる程の腕の持ち主がいる。逆に、プロだけど自分の曲以外はすぐに弾けない方もいる。楽器のテクニックやスキルと「プロのスキル」は必ずイコールではない。

 

 落語でも、上手いアマチュア落研天狗連は居る。私が学生時代知る限りでも、古典に忠実で上手い人やオリジナルでバカウケする先輩、後輩を何人か観ている。

 そのほとんどがプロにはならなかった。数人は「弟子入りを断られた」が真実だが、そこですぐあきらめるところが、プロになった人との違いだ。これは、情熱の違いか?運の違いか?深くは分からないが、運命ということだろうか?

 

 これは、放送作家でも同じだ…。日常の文章など、時によりプロより「メール職人」の方が面白い。彼、彼女らは禁止用語もスポンサーも系列局も、まったく関係なしで書いて来る。その自由度が新鮮なリアリティを生んでいる。放送できない言葉はお蔵入りだが(本人は差別のつもりで書いていないが)、その勢いは本物である。

 

 そう言えば…。料理もプロよりおふくろの味・お婆ちゃんの味が上手かったりする。元来、万物にプロもアマも無いのかもしれない。

 

 銀行員でミュージシャンの小椋佳さんの様に、これからは、二刀流が沢山出て来るかもしれない。

 

 私は、今からでも役者になってみたいと思う。需要は無いが思うのは自由だ!大河ドラマの依頼があれば、きっと出ます。

 

  60過ぎの妄想は限りない!

 

追記。

でも、オーディションなどには行きません。その昔、頼まれて「お笑いスター誕生」のオーディションに行った時にこりました。フラミンゴ、笑パーティー、きもさべ社中、ブルータス、などと一緒に大学生がネタ見せしたが…。ネタがない。前日、落研の同期に「応募しちゃったから一緒に来てくれ」と言われて、丸腰で「相方がネタも無いのに応募した」と私が漫談調で突っ込み倒して誤魔化した。しかも「テレビなんて出たくありませんから」と言って笑いをとっていた。今、思うと「ウエストランド」のシステムである。当時は演出家のAさんに「面白いけど、相方の悪口だけじゃ、テレビは出せないな!フラがあるんだからネタ作ってこいよ!あっ!お前、観たことあるな?落研だろう?」(全日本学生落語名人位決定戦と同じ演出家だった)と言われたが、私は二度と行かなかった。そいつとコンビじゃないし!やる気のない奴とやるのはイヤだった!

 あっ!ここでも、プロになる人とならない人の違いがあった!

 

 

 

 

宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

 

「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!

      ↓ 

 https://note.com/bakodayo1874basu