放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

イルカさんと太田裕美さんのコンサート!

 私は子供の頃から、歌手のイルカさんのトークに憧れていた。変に落ちをつけたり奇をてらったりしないのに、自然体で面白いのだ。

 芸人さんの狙った笑いとは違うホノボノとしたドキュメントの可笑しさがある。

 

 小学校高学年か中学の時、初めてオールナイトニッポンの二部でイルカさんの放送を聞いた時。男性だと思っていた。曲をかけて(多分「サラダの国から来た娘」)初めて「あれ?女性かな?」と思ったものだ。

 

 大学の落研の頃。真打に成りたての春風亭小朝師匠が「イルカさんのフリートークを絶賛していた」そこで、改めてLPを聞いたものである。

 そして、今は春風亭一之輔の「サンフリ」と同じ時間帯にイルカさんは「ミュージックハーモニー」というラジオをやっている。放送エリアはかぶっていないが、今やライバルになってしまった。あの頃の自分に教えてやりたいものである。

 

 そして、子供の頃から太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」が好きだった。歌がドラマの様なストーリーになっているのが魅力だ。

 私はこの手の歌が好みなのだろう?さだまさしさんの「雨宿り」も「関白宣言」も、平松愛理さんの「部屋とYシャツと私」も好きである。

 「木綿のハンカチーフ」は二十年前にフォークギターを始めた時、弾いてみた。コードはそんなに難しくはないが、弾き語りはうまく出来ない。男が唄うとはっきり言って気持ち悪い。それでも、今も時々弾いてみる曲である。

 

 先日。ふと思ったのだが…。イルカさんも太田裕美さんも生で観たことが無い。放送局ですれ違ったことさえない。

 

 ネットの「ぴあ」で検索してみた。すると、小田急線の相模大野で「イルカ&太田裕美 ラブリー・コンサート」のチケットが売られていた。

 何が「ラブリー」なのか疑問が残るがタイトルなので仕方がない。

 これは、買うしかない。日曜の17時開演なので「サンデーフリッカーズ」(JFN)の生本番を終えた後、帰宅して、仮眠をとってから出かけられる。

 問題は起きられるかどうかだ!

 

 初めてイルカを聞いてから、45年程。つまり、イルカさんも45才年を取っているのだ。写真を見る限りイルカさんは変わっていない。最近はギターを肩からかけずスタンドに乗せて弾いているようだ。肩がこるのだろうか?

 

 太田裕美さんはどうだろうか?私は「赤いハイヒール」も好きである。この歌も、ドラマっぽくて切ない。さらに「さらばシベリア鉄道」も聞きたいものである。

 

 しかし、今初めて見るとは…。たいしたファンではない…。

 

 落語会にしかお金を使わず、有料コンサートには一度も足を運ばなかった学生時代。「木綿のハンカチーフ」の代わりに日本手ぬぐいと扇子に青春をかけていた。「僕はもう帰れない…」とばかりに、東京で放送作家になってしまった。四年の時。就職内定を出してくれた「静岡リコー」には申し訳ない思いだ。

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