今日、相模大野で開かれた「イルカ・太田裕美・ラブリーコンサート」を観て来た。イルカさんのトークは45年前と同じ、今も切れがいい。とても古希とは思えない。
歌手生活五十年なのだそうだ。
イルカ&太田裕美で挨拶と一曲。若い!昔と何も変わっていない。私は二階席の前の方。この距離感の芸能人は年齢を感じさせない。ある意味、もっとも夢のある席なのかも知れない。
まずは、太田裕美さんのヒット曲が始まる。いきなり「赤いハイヒール」…イイ!これは、良い!
「九月の雨」「さらばシベリア鉄道」「雨だれ」「木綿のハンカチーフ」完璧だ。
イルカの登場で、いきなり♪みんな~同じ~生きているから~…と、唄って生き物や地球のトーク…そこにまた、ブリッジで♪みんな~同じ~生きているから~…と唄う。
「おおおおおお~!」これは、漫談のブリッジだ!「♪なんでだろう~」や「♪明るく陽気に行きましょう~」「♪もしかしてだけど~」と同じ、演芸の王道を踏襲している。
凄い!イルカ先生は自然なトークのなかに笑いのテクニックを取り入れている。
そして、一曲フルで「まあるいいのち」を唄う。何故か涙があふれる。これは、もう、圓生の人情噺である。
さらに「サラダの国から来た娘」「海岸通り」「なごり雪」等々…もう、青春の思い出が走馬灯のように通り過ぎる。
周りをみると、会場は六十才以上が佃煮にするほどいる。
イルカさんが言った。
「私のラジオ「ミュージックハーモニー」のお便りはほとんど六十以上の方なんです」笑いが起る。実際、六十才の私がチケットを買うのだから、他のお客さんも同じ気持ちなのだろう。
そして、太田さんを呼びこみ、二人でトーク。何と「木綿のハンカチーフ」と「なごり雪」は同じ年のリリースなのだそうだ。
そこで、イルカさんの一言。「どっちもロングランでヒットしたんだけど、ヒットチャートの一位はいつも「およげ!鯛焼き君」」会場がわく。
これぞ、ほのぼの、自然な笑いだ。無理せず、作りもせず、そのままを伝える。この自然体はトークの力とキャラクターで増幅される。サスガはイルカ先生だ。
ステージのイルカさんは太田裕美さんに負けない可愛いオーラを放っている。この光は、例え隣にAKBが来ても薄れないだろう。この存在感はなんなのだろうか?
久々に「ミュージックハーモニー」をタイムフリーで聞くことにしよう。
宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下
「嗚放送にはの大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。
直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…
安いです。上→200円。中→300円。下→300円。
「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)
「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!
社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!
↓
https://note.com/bakodayo1874basu