放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

ベランダで自宅キャンプ!

 昨日。ベランダで炭火を起こしてキャンプを実行した。

 予想した通り炭は簡単には起きない。

 

 着火剤、着火液、シュレッダーした紙、薪、等使っても手ごわい。

 テレビのキャンプでは、薪にナイフで切れ目を複数入れて火がつきやすくするのだが、家にサバイバルナイフは無い。

 包丁でやってみたら削れるが、あの、ささくれ状のものは出来ない。

 

 何とか炭に火が付いたが、貝など中々焼けない。秋刀魚を炭でじっくり焼くことにして、隣に電気コンロを置いて、赤貝、ホタテ、カニ、等を焼くことにした。炭の意味が薄れたが、そこは雰囲気を楽しむものだ。

 ランタンを付けて薄明りにする。オイルではなく電池のランタンなのでナンチャッテ炎である。

 

 ホタテが焼けたのでバター醤油で食う。これは、外しようが無い。しかし、赤貝は泥みたいなものが入っている。これは、外れだ!すぐ吐き出す。

 

 カニはどうだ!?あれ、肉がスカスカだ!焼くと燻製みたいになっている。焼きガニ用のものだが、あまり良いカニではない。生食用を焼くべきだったのか!ネツト通販にやられた。

 

 そこで、エリンギを焼いて松茸のお吸い物の粉をかける。今度は「なんちゃって松茸」である。これは、安いので私の勝利だ!でも、バター・醤油の方が旨い!

 

 そして、ハンモックにゆられて日本酒の冷やを飲む!これは、高い酒なので外しは無い。

 

 ついに、炭火の秋刀魚が焼けた。これは、旨い!「目黒の秋刀魚」に登場する、炭でブスブスといっている奴だ!

 結局、安いものが旨い!(今年は少し高めだが…)

 

 国内産のウナギも炭で焼く。これは、冷凍なのでイマイチだが、値段は高かった。

 

 さらに、電気コンロに残ったカニ味噌と野菜、ウドン、にレトルトのパスタソースを入れて、チーズを投入。もう、何料理だか分からない。

 結局、これが一番上手い!チーズの攻撃力は偉大だ!

 

 終わり間際になって、炭が完全について赤々と燃えている。もったいないので、鑑賞することにした。

 今、何かを焼けば完璧な火力だ。しかし、もう、腹が一杯だ!

 

 ベランダ自宅キャンプ…もう、やらないだろう…。キャンプは自然の中だから良いのだ。新しく買ったメスティンという最新の飯盒みたいなものは使わなかった。

 

 仕方が無いので、今日、部屋のコンロで、キノコとシーチキンを入れてチーズを入れて加熱した。またも、チーズかよ!?

 そして、コンロで残った秋刀魚を焼いた。普通に焼いても旨い。昨日、買い忘れた大根おろしを添えたので旨いのかも知れない。なんだか、炭火でなくても良い気もする。

 

 結局。内容より、やったことに意義がある。参加することに意義があるオリンピックみたいなもんだ。「ベランダキャンプ、六位入賞」としておこう!

 

 

 キャンプで汚れたベランダをデッキブラシで洗いながら、服の洗濯をする。学生時代には考えられない生活である。

 学生時代はキャンプどころか、自炊もほとんどやらなかった。食器も中々洗わず溜っていたものだ。ところが、今では使った直後に食器を洗ってしまう。

 人間は成長する生き物だ!しかし、成長前が一番破天荒で面白いとも言える。そんな、ドキュメント・エッセイをキャンプ好きなあなたへ!

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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