放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

林家つる子さんの「芝浜」素晴らしい!

 新宿・末広亭で「つる子・わん丈」の真打披露興行を観た。わん丈さんのネタは、大岡越前と花魁が結婚するという斬新な設定。客席の中学生女子(見た目だが)が「面白い!」と隣のお母さんに言っていた。年代を超えて誰が見ても面白いということだ。わん丈さんは自分が主任でない時も「誰よりもウケてやる」という全力投球。甲子園の高校球児スタイルだった。球は160キロ出ていた。

 

 この日。主任のつる子さんは、女性目線の「芝浜」を熱演。人情噺だが、笑いが多い。元の「芝浜」には無い夫婦のなりそめが良い空気を作っている。

 そして、勝五郎の演じ方が素晴らしい。人情噺では泣かない私だが…。この斬新な演技と構成に涙が出た。私は滑稽噺の「凄い高座」を観ると感動で涙が出る。それと近い涙である。

 ちなみに、学生時代…枝雀師匠の「上燗屋」が面白過ぎて「涙が出た」ことがある。

 

 今の落語界は次から次へと良い人が出てくる。目が離せない…。

 

 

 

宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

 

「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!

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