放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

國學院大學落研の文化祭!

 國學院大學落語研究会の文化祭に顔を出してみた。数十年ぶりだと思う。東海大落研の最後の頑張りを見た後。他の現状も確かめたかったのだ。

 

 こちらは、大盛況!一年生が13人だという。落語の上手い女性部員がいた。私も初めて聞いた落語だが…。面白い。なんでも、三遊亭兼好師匠が浪曲から落語にしたネタなのだそうだ。字の読めない権助と下級武士の噺。

 今はどこの大学も女性の「部員が上手い」と聞くが、確かに噺がしっかりしている。彼女の前に上がったのは成金メンバーでお馴染みのプロ。しかし、その後でも動じず上手い枕から噺に入っていた。大したものだ!そして、他大ながら羨ましい…。

 

 外に出ると「黒舟さん!」と声をかけられた。大学時代・国学院の一つ後輩の木馬君だ。楽屋に呼び入れてくれた。

 お陰で学生と話が出来た。学生の一人が「ブログ書いてますよね!國學院で検索するとヒットするんです。うちの先輩のこと書いてますよね!いつも見てます!」と言った。流石は国学!情報に敏感だ!

 ちなみに、我が東海大落研の後輩で「ブログ読みました!」と言った奴は居ない…。それはいいのだが…なんだか…「隣の芝生は良く見える」ものだ。

 

 国学の学生が見てくれるので、タイトルに國學院と入れた!彼は見てくれるだろうか?名前は聞いたが…忘れた?

 

 また、国学のOBで「労働舎春闘(漢字は不明)です!」と挨拶した人が居た。何と良い名前なんだ!この大学は過去にも「伊太利家紺馬(逆から読むと…)」「槍亭高校生」「シベリ家翌柳」など、オシャレな名前があった。なんだか知性の匂いがする。

 

 大先輩の若木家元治ー(元翁)さんを探したが、今日は来ていない様だ!歳を取ると…。昔の皆さんに会いたくなる…。