とある用事で、昔の写真を調べてみた。主に40年前の東海大学落語研究部時代のものだ。
今見ると、昔の写真はとても小さい。昔のスタンダードはカードの少し大きい判で、集団写真など虫眼鏡で見ないと誰か分からない。しかも、劣化したのか撮影者の腕が悪かったのか少しボケている。
これはいかん!早くデジタル化せねば…。普段見ないプリンターの説明書を見ると写真のスキャンが出来る様だ。とりあえず、やってみると…。あれ!出来た!
面白くなって10枚ほどやってみた。しかし、劣化したものをデジタル化しただけで画像は同じである。デジタル処理で修正するアプリなど買わないとダメの様だ。
とりあえず、あきらめた!
しかし、折角デジタル化したので誰かに送ろうかと思う私…。
学生時代の大喜利の写真が一枚だけあった。見ると、私の他に入船亭扇辰さんも出ている(当時は國學院のシベリ家翌柳)。これは、「当人に送らねば!」とデジタル化したが…。この写真は國學院の文化祭の写真と判明。つまり、私が遊びに行って他大学のゲストとして出ていたのだ。つまり、これは、國學院の部員に貰ったもの。扇辰さんは当然持っている。「おお~!送らなくてよかった!」。送ったらマヌケである。
他に、日本テレビの「第五回学生落語名人位決定戦」の写真で、タージンと一緒に映っている写真があった。
タージンさんは当時、桃山学院大学の一年生。私は三年生だった。
学生時代の文化祭の前に「山手線一周を徹夜で歩く」という恒例行事の写真もあった。移動した先で集合写真を撮るので、全部同じ様な写真だ。集合写真は出発の時だけにして、他の写真を撮ればよいのに…。学生の知恵は浅はかだ。写真には國學院大學落研で脚本家になった万年堂まん丸さん(「下町ロケット」で共同脚本をしていた)が写っている。
学生時代のクラブ行事は学生服着用だったが…。その写真があまり無いことに気づく。2~3枚あるが…。学生服の上に落研の半纏を着ているので学生服が良く分からない。全員必死に働いているので写真を撮る者がいないのだ。
デジタルカメラの無い時代は、写真を撮るとお金がかかるし、失敗できないので、学生はあまり写真を撮らなかった。しかも、シャッターチャンスの甘いものが多い。
※四年生の冬。口上の写真。紫の着物が私だが…今は面影がない。この後「提灯屋」
をやったら…。客席の反応が良かった。
今スマホで何枚でも撮れるのは凄いことである。しかし、アイフォンでもあまり写真を撮ることのない私がいる。
時代について行けないのだろうか…。
この写真の頃のおバカ大学生の青春ドキュメント!
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