放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

國學院・落研OB・若木家元翁さんの会。

 数日前。國學院大學落語研究会の大OB・若木家元翁(学生時は、元治ー(ガンジー)から右勝)さんの落語会に行ってみた。

 元翁さんは、私が東海大学落語研究部の一年だった頃。四年生。当時は渋谷三大学落語会のタイトルで、國學院、青山学院、東海大で毎年合同落語会を開催していた。一年生の6月頃、私は呼び込み要員として、南新宿駅前でプラカンを持って大きな声を出していた。

 

 この時。元翁さんは三優亭右勝として「唐茄子屋政談」を演じた。青山学院からは、料亭彦柳(学生時は料亭花柳)さんがも出ていた。主任(しゅにん)は東海大・三年の頭下位切奴(とうかいてい きりど・現在の春風亭昇太師匠)さんの「寝床」だった。

 

 一年生は、呼び込みなので最後の二人しか観られない。元翁さんの「唐茄子屋政談」は、パンフレットで演目を見ただけだ。「唐茄子屋政談」がどんな噺なのかも知らなかったが、東京の学生では屈指の上手さと聞いていたので、とても気になっていた。学生で人情噺をやるところが國學院らしい。東海大では人情噺はタブーとされていた。我が部では笑いのない噺は「悪」とされていたのだ。

 

 あれから…。40年以上…。「道楽・元翁・二人会」に行くと…。「唐茄子屋政談」を演じていた。私の心は学生時代に戻り。南新宿駅前の呼び込みの姿が浮かんだ。呼び込みとシンクロして、カットが代り「唐茄子屋政談」の高座が映る。映画のシーンの様だ。応援団が作った東海の落研は呼び込みが厳しく、声を出し続けなくてはいけない。チーフについた青山学院の二年生・誉れ家笑さん(後の火の見家はん生)が優しく、「大学の違い」を感じたものだ。この笑さんさんは、大阪のフリーター・アナ・森たけしさんである。呼び込みの写真も残されている。森さんも東海大に合わせて学生服を着ているのが面白い。つまり、森さんも「唐茄子屋政談」は観ていない。

 

 今、「唐茄子屋政談」を観ているのに…。私の頭の中は映画の回想シーンの様だ。腕が良いと人情噺でも笑いが起こる。多分、学生当時もウケていたのだろう。

 

 そんな「渋谷三大学落語会」はもう無い。ちなみに、この二年後。私もこの会に出演している。

 

 

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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