放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

サンフリ使用鞄と所ジョージさん的「創意工夫」の日!

 私は昔、腰のベルトに付ける皮の袋状の鞄を買った。仕事場の楽屋などに鞄を置くが、財布などの貴重品は無くなる事があるからだ。

 今でこそセキュリティが厳しく、一般の方は入られないが…。その昔は、ラジオの生放送をディレクターの後ろで見学しているオジサンが居たので、放送後。「どなた様でしょうか?」と聞いたら、「通りすがりのファンです」と答えたことがあった。

 スタッフ一同。スタジオで堂々と見学するのだから、偉い人かスポンサーの社長かも?と、誰も声をかけなかったのだ。 

 某ラジオ局でディレクターが「買ったばかりの皮ジャンを盗まれた」という、嘘みたいな事件まで起きていた。

 

 そこで、腰に付けて財布を入れる鞄を買ったのだ。大人なので注文してから作る革製で、小さいのに値段が高い。

 注文して半年後ぐらいに出来たと思う。私は喜んで会場での収録の仕事の時、腰に付けてみた。すると…。あらら!違和感…。ポシェットと違って一体感がなく、動くとぶつかってかさばる感じだ。

 それが、この鞄だ!

 いつしか、これは使わなくなってしまった。

 

 話は変わるが、私はラジオ番組「サンデフリッカーズ」にだけ別の鞄を使っている。以前使っていた鞄だが、新しい物を買ったので古いものをラジオ専用にしたのだ。番組ごとに鞄が違うと、資料がごっちゃごちゃにならなくて便利である。

 13年前。「サンフリ」が始まる時。この鞄はすでに20年は使っていた。今は33年になるということだ。

 



 お陰でかなり劣化している。持ち手の皮がはがれて切れそうだ。しかし、なんだか、この鞄には縁起の良いパワーがあるような気がして、まだ、使っている。

 

 この鞄には手持ちとは別に肩掛け紐が付いている。今は車で本番に行くので肩掛けは使っていない。

 そこで…。はたと!気づいた!この肩掛け…腰の鞄に付けたらポシェット(サコッシュ)になるんじゃねーの!?

 所ジョージさんがよく言う「創意工夫」のひらめきが、私にも降りて来た!早速、付けちゃえ!

 すると…

 これ!いいんじゃねえ!さっき、隣町までこれで買い物に出かけた。何も買わなかったが、自転車こいでも気にならない。

 

 この鞄の業者に「肩掛けも付けたら売れるよ!」と教えてあげようか!

 

 

 

宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

 

「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

 

放送作家で専門学校の先生・下村稔さんが「上」に登場する「初めての下宿の描写」を褒めてくれました。私としては意外な部分でした。落研入部前の不安な若者の描写が良かったそうです。

 

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)、フリーターアナ・森たけしさん、神奈川の先生・木馬さん、山梨の大学で語学を教える、とんぼさん、も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!

      ↓ 

https://note.com/bakodayo1874basu