放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

ウルトラシリーズで有名な飯島敏宏さんが…

 ウルトラシリーズの監督で活躍した飯島敏宏さんがお亡くなりになったそうだ。飯島さんはあの「バルタン星人」を演出した伝説の人だ。

 ペンネームを使って脚本まで書いていた。

 

 実は私は一度だけお会いしたことがある。それは、サンデーフリッカーズのお陰だ。しかし、ラジオのゲストに来た訳ではない。

 

 数年前。自宅最寄りの駅近くのエスニックな店で夕食(以前もどこかのエッセイに書いている)。一杯飲んで居ると…。隣の席に見覚えのある顔が居た。どこかで会ったのだが、思い出せない。

 二人でいたので、その会話を聞いていると…。特撮の話をしている。そこで、思い出した!

 

 見覚えのある顔は、以前FM(春風亭一之輔)「サンデーフリッカーズ」(JFN)のゲストに来た、特撮関連の書籍を執筆した人だったのだ(スイマセン。名前忘れてしまってます)。

 

 私は勇気を振り絞って、「ラジオのゲストに来て頂きましたよね?あの時の作家です」と言ってみた。

 すると…。

〇〇「あっ!お久しぶりです。あっ!こちらは、飯島監督です。ウルトラシリーズの…」

私「えええ~!」

 

 確かに「ウルトラシリーズ」に飯島さんという監督が居たことは知っている。数人いるエースの一人である。

 

 二人はスマホを取り出し、「これですね!」と、ゲストに来た時の「サンデーフリッカーズ」を聞き出した。

 どうやって聞けたのか私には分からなかったが、その時のコーナーの音源である。

 

 飯島さんも笑いながら聞いていた。

 

 私はなんとなく「今、テレビ神奈川で「ウルトラセブン」の再放送やってますよね!私、観てます」と言ってみた。すると…

 

飯島 「それは知らなかった!」

〇〇 「私も知らなかった!」

 

 どうやら、当人は意外に知らないものなのだ。

 

 部屋に帰った私は、知り合いの元放送作家・斎藤振一郎君(一之輔の日芸落研の先輩で・日本一の野球場博士にして特撮お宅)に電話した。すると…。

 

斎藤「飯島さんと会ったんですか!羨ましいな~!小林さんは、いつも、何か持ってますね~!普通、一緒になりませんよ。飯島さんは最初のバルタン星人「侵略者を撃て!」を撮った監督ですよ!よく、声かけましたね~?」

私「ああああ~!すげ~!そうなんだ!」

斎藤「実相寺さんはマニアックの人気ですけど、飯島さんは王道で子供達に人気のある作品が多い監督ですよ。ウルトラシリーズのエースですよ」

 

 私は名前は知っていたが、作品までは知らなかった。

 

 今、唄う放送作家でお馴染みの植竹公和さん(オーディーで番組をやっている・かつては「ひょうきん族」や「明石家マンション」も構成していた)のツイッターによると「飯島さんはドラマ「金曜日の妻たち」も手掛けていたそうだ。

 

 それも私は知らなかった。

 

 あの偶然のお店での、飯島さんの優しい笑顔が忘れられない…。

 

 ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 ウルトラシリーズ大好き少年が、落語に目覚めると…。人生に光がさしたように明るくなった…。あの光は、まるで「あけの明星が輝くころ、宇宙に飛び立つ一筋の光り」の様だった!

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