放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

出会い系アプリって…?!

 ラジオの女性スタッフによると、出会い系アプリで本当につき合えるらしい…。例えばどんな写真を載せるのか見せてもらったら、何と!可愛い写真だ!

 

 私は、その写真を見て…。もし、自分がアプリでこの写真を見たら…「絶対にサクラか騙して物を売るお姉ちゃんだ!」と思う写真だ。逆に良すぎる!

 

 私の認識では「こんな子がアプリなどに登録する訳がない」「危ないから、もう、少し、普通っぽい写真の子にしよう」と言う発想になる。

 

 三十年程前。六本木の交差点でモデル風の女性に声をかけられた。聞くと「ギャラリーでラッセンの絵を公開しているので見て行って欲しい」と言う。

 私は買わないが、このお姉さんの説明なら聞いてみようと思った。

 

 近くの二階・特設ギャラリーへと行くと…。「はい!ここからは、主任がご説明いたします」とモデル風は去って行った。そして、現れた主任は「もの凄いオバサン」である。

 まだ、若かった私は正直に言ってしまった。「あなたが説明するなら、帰ります」。

 すると、仕方なくモデル風が呼び込みから戻された。そして、作品の説明をして「あなたは、どの作品が一番ピンときますか?」と言った。

 私は何となく好きなアングルのものを指さした。すると「凄い!この作品を選ぶ方は、感性が凄いと思います。美術やってましたか?」「やってません」「凄い!こういう出会いは大切ですよ!こちらで契約しましょう!」「いやいや、買わないから!しかも、七十万もするじゃない」「だって、ラッセンですよ!」「版画でしょ?」「シルクスクリーンです」「一緒だよ!」「ナンバーは入ってますから、価値が出ますよ!」「いりません」「主任と変わります!」「主任はいいよ!」

 

 こんなことを話していると、最後にモデル風が切れた!「あなたの様な感性じゃ、人生ろくなことないわよ!」「今が、そのろくなことだよ!」

 

 私はあれ以来「可愛い写真」も信じられなくなってしまったのかもしれない。

 

 

 意外とキャッチセールスには騙されない私の学生エピソード!「商品先物取引」「千葉の土地」「〇八のセールスマン」どれも買わなかった。商品先物のセールスには「その前に私の出した本を買ってくれ!」と言ったら断られた。自分のことばかりでこっちの要求は聞いてくれないようだ。

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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