テレビで箱根駅伝を見ていると…。選手とはまったく別の顔が浮かんでしまった。駒沢、青学、城西大、東海、國學院、早稲田、法政、明治、日大…。
40年程前の落研の強豪校ばかりなのだ。
駒沢と言えば、花駒さん(桂竹丸師匠)。青学は料亭花柳、芸術院せん生、誉れ家笑さん(森たけし・アナ)、爆笑王の免亭回丈。城西大は伊藤克信さん。東海は頭下位亭獅子頭(柳家一九師匠)天才・頭下位亭切奴(春風亭昇太師匠)。國學院はシベリ家翌竜(入船亭扇辰師匠)。早稲田は伊達家酔狂、桃月庵白酒師匠、柳家甚五郎師匠。法政は滝川鯉八師匠、三遊亭萬橘師匠。明治は紫紺亭志い朝(三宅裕司さん、立川志の輔師匠、渡辺正行さん)。日大は立川志らく師匠、春風亭一之輔師匠、柳家わさび師匠、ちなみに三遊亭白鳥師匠は落研外からの入門)…。※時代的に直接見ていない方も含む。
箱根駅伝を見ていると、選手ではなく落研のオールスターの顔が浮かんでしまうのだ。こうなると、私も東海大と一緒に走っている気分だ!
ちなみに、私の父親・98才は箱根駅伝を見ると…。若い頃、自転車で静岡の磐田から東京まで行ったのを思い出すという(国会議員に労働組合から陳情書を持って行ったらしい)。
父はマラソンではなく道を見て興奮しているのだ。箱根駅伝の道を自転車で通ったので、苦しかった思い出が走馬灯の様に出て来るのだそうだ。
私も今、走馬灯にように、昔の落研生の高座を思い出す。父親の遺伝かもしれない…。