放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

あれ?顔が黒いぞ!病気か?!

 先日。ある収録で放送局の控室にある鏡をみると…。私の顔が他の人より黒いことに気づいた。

 数年前までの様に釣りをしていれば黒くても良いのだが…。今年は一度も釣りに行っていない。リモート会議は今も続いているので、外にはそんなに出ないのだ。

 

 私はある芸人さんのエピソードを思い出した。知り合いに「焼けたねー!ハワイでも行ったの?」と言われたそうだ。その芸人さんは、その後で内臓の病気で臓器移植が必要だったことが判明した。

 嫌なイメージが脳裏をよぎる。私は近くに居た作家仲間に「なんか…顔が黒すぎるんだけど…病気かな?」「それ、検査した方がいいですよ。自分で見て変化が分かるってことは何かありますよ」

 

 私は昨日、家に帰っても気になっていた。昨日の夜中も逆流性の胃液が喉を登って来たばかりだ。色々な臓器が痛んでいるのかも知れない。

 ネットで「逆流性食道炎」を調べると…。肥満、ストレス、食べすぎ、油ものの摂りすぎ、香辛料の摂りすぎ…等とかかれている。

 肥満については最近大量のズボンが履けなくなっている。ストレスは大丈夫と思われる。若い頃から「もっとストレスのキツイ仕事」をしてきたがならなかったからだ。ハッキリ言って今はストレス的には少ない方だ。

 そこで「あっ!」と思った。私はこの日の晩ご飯でインド料理店に行っていた。二種類のカレーセットはナンとライス付き。チキンも一つ付いていた。

 ナンもライスも食べ終えた時、まだ、カレーは二種類とも半分以上残っていた。仕方がないのでナンを追加したのだ。食べすぎと香辛料の摂りすぎは完全に一致する。

 

 しかし…顔の黒さとは関係なさそうだ。謎は深まるばかりだ!

 

 そして、先程。ふと気づいた…。昨日、貰った局の弁当「盛り合わせの豪華天丼弁当」を夜食べた。逆流性食道炎が気になるフードだ。しかし、食べると「旨い!」老舗の弁当である。

 ネットでさらに調べると…。「逆流性食道炎は左向きに横に寝るとなりにくい」という。胃が曲がっている方向の関係で「右向き」だと胃液が戻りやすいのだという。何と!簡単で理論的な答えだ。左向きで寝てみると…。今日は大丈夫だった。

 

 しかし…。顔が黒い不安は消えない…。

 

先程…。ふと、部屋の窓を見た。窓に向けてパソコンが置かれている。「ああ~!これだー!」

 今まで私はパソコンを部屋の中央に置いていた。しかし、最近、リモート会議の時、夕方に顔が暗くなるので窓の前にパソコンを移したのだ。

 遮光カーテンを開けてずっと仕事をしていたのだ。これは、釣りに匹敵する日焼けをするのもうなずける。

 

 なーる程!ガラス一枚あるだけで日光直撃の生活をしていたのだ。疲れるとハンモックで休むが…。ここも、窓から日光が降り注ぐ!

 これでは、「ぼっちキャンプ」なみの日焼け量である。

 

 去年の健康診断では、コレステロール以外問題がなかったのは正しかった。胃カメラも大腸カメラもクリアーの私である。内臓の数値も血圧も正常である。

 

 なーんだ!チョット胃酸が多いだけか!遺産は多い方がいいが…胃酸はいらない!