放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

登呂遺跡に行った!

 静岡の登呂遺跡に行ってみた。小学校6年の修学旅行以来だ。大人になって見ると…。かなり、子供の頃の記憶と違っている。

 子供の頃は建物の印象とお土産に買った埴輪の思い出しかない。

 

 今見ると…田園が半分以上。ボランティアや小学生が田植え体験などしている様だ。子供の頃は田園があることも気づいていなかった。

 

 平日なのですいている…。建物に子供達が座っているので近づくと、火起こしの実演をしている。私が子供の頃…。50年前に「火起こし」を見た記憶が無い。最近のサービスなのだろうか?

 博物館的な所に行くと「今から子供の団体が来ますので、今のうちに観ちゃってください」とのこと。

 見ていると係の若者が田んぼの水路の作り方などを教えてくれる。「水源は大井川から?」「いや…もっと小さな支流かと…いや、正確には分かりません」「分からんのかい!」(心で言う)私「まあ、弥生時代ですから…大井川からは引けないよな!」

 

 私は倉庫に上がるハシゴが丸太を削って作ってあった。「あれ?」倉庫や建物は板や木を組んで作ってあるのだ。「この技術があれば、丸太削るより木で組んでハシゴ作った方が楽なんじゃないの?」すると係の若者は「うーん!そこには、気づかなかったのかもしれないですね!」なんだ!その答え!

 

 結論…。弥生時代の本当のことなど、誰にも分からない。

 

 仕方がないので、お土産屋を見ようとしたが…。しまっている…。平日の雨の木曜は売店すらやってないのだ。見学料は無料だが駐車場代400円だった。

 今度はどこか縄文の遺跡を見てみたいものだ。