放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

街で遭遇!ウルトラシリーズ!

 子供の頃から円谷プロの特撮が好きだった。でも、幼稚園から小学校低学年の頃は、怪獣ばかりに目が行って(ウルトラQウルトラマンウルトラセブン)、ドラマ性や街の風景、アングルなどは気にしていなかった。

 

 大人になって見ると、カメラのカット割り、ロケ地、セリフが心に刺さることに気づく。当時「子供向け」ではなく「大人も楽しめる」ドラマ性の高い作品として作っているのが分かる。

 

 「ウルトラセブン」の欠番回(抗議により放送禁止)「遊星より愛をこめて」に登場する向ケ丘遊園の駅前。今も変わっていない。アンヌとダンが二人で歩くのは世田谷の砧公園だ。

 ペガッサ星人とセブンが闘うのは祖師ヶ谷大蔵の公園だという。今行ってもその場所は体験できる。

 ちなみに、祖師谷大蔵から歩いて行ける東宝大工センター横の野川は「七人の侍」の野武士のアジトのセットが作られた場所だという。役者が火傷した現場である(すいません、ウルトラから話がそれました)。

 

 よく車で通る世田谷通りを神奈川へと向かう道で、多摩川を超えたあたりの中古車屋で、ウルトラシリーズの車を見たことがある。近年の作品のものだと思うが、中古で売っているのだろうか?または、イベントなどの貸し出し用だろうか?

 ファンの方でウルトラセブンポインターを完全復刻して乗っている方がいると聞くが、この車両も所有するファンが車検に出したのかも知れない。

 

 今では、アニメやドラマの聖地巡礼が盛んだが、その気持ちは60才のオッサンでも分かる。一度「俺たちの旅」のロケ地を見に、吉祥寺を歩いてみようかと思う今日この頃である。

 ちなみに、オープニングで三人が池に入る新宿コマの前の噴水は今は無い(コマもない)。その代りに、ビルの上には円谷プロの象徴・ゴジラが居るのは皮肉である。

 

 行ったことはないが、代々木あたりに「探偵物語」で工藤ちゃんが住んでいた建物があると「アド街ック天国」で紹介してことがある。実は、私がナレーションを担当した(現在は無いかも?)。

 

 東京の街はロケ地だらけである。

 

 

 円谷プロ祖師ヶ谷大蔵にあったことも、「俺たちの旅」が吉祥寺だったことも、知らなかった大学生の頃。先輩達は中村雅俊風のミリタリーのジャケットを着ていた。ドラマに憧れてみんなで米軍基地の放出品を買ったらしい。

 私の時代にはOBの一部しか着ていなかったが、私にはチョット羨ましかった。大人になってから買ったが、暖かく近所の買い物に便利だ。

 しかし、ウルトラ警備隊の服は買わない。あれを着て歩く勇気はない。

 そんな学生のドキュメント!誰か買って下さい!

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