放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

鉄人28号の真実!何だと?!

 私は小学五年の頃。「鉄人28号」が好きだった。もう、とっくに連載は終わっていたしアニメの放送も終わっていたが…。

 小学校低学年の頃を思い出して、読み返していたのだ。しかし、もう、街の書店ではコミックを売っていなかった。当時の私は「注文して取り寄せる」という方法を知らない。休みの度に本屋まで自転車を走らせて「今日も無かった!」と落胆して帰っていた。

 

 そんなある日。書店の二階倉庫へと続く階段に、売れない古い本が積んであった。見ると、そこに「鉄人28号」が何巻か混ざっている。

 私は本屋のオヤジさんに「あれ、売ってるの?下さい」と言い。三冊ほど手に入れた。自宅に兄貴が買った「鉄人」が何冊かあったが、それとは違うエピソードが載っていた。

 後に、全巻買って読めたが…。ヒット作品にしては意外に全編が短いと感じていた。

 

 そんなことを思い出して、先程、ネットで「鉄人28号」のコミックを検索してみた。すると、今は電子書籍で全巻が読めることを知る。

 騙されたと思って買ってみた!

 

 すると…。いきなり、私の知らないエピソードで始まっている。絵も少し昔風だ。私が子供の時に買ったバージョンは、短縮して書き直したものだったのか?

 私の知っているものは、一話でいきなりナレーション風の説明で、鉄人28号は第二次世界大戦の兵器として敷島博士が開発したが、完成を前にして終戦となった。ことが記されていた。そして、いきなり始まっている。

 当時の作品は、戦争などの時代背景を描いたものが多い。特撮のゴジラも原爆実験による突然変異で現れている。

 

 しかし、この電子版は…。最初に連載された時のものらしく、なかなか鉄人28号は登場しない。1号から27号、26号、27号、実験失敗の描写もある。

 今、一巻を45ページまで読んだが、まだ、28号は登場していない。謎の研究施設に正太郎君と警察所長が潜入し、悪者に捕まっている。さらに、別の悪者も登場している。展開が細かく、ドラマのシナリオの様だ。

 

 これは、楽しみだ!私が子供頃読んだものは、戦闘シーンをメインにした子供向けだったのだ(古いのも子供向けだが、当時の作品は読者を子供扱いしていない)。

 

 読み進めると、私の馴染みのロボット「バッカス」や「モンスター」も出て来るのだろうか?凄いぞ!電子書籍!安いし荷物が増えない。

 年寄りには字が小さくて読みにくいのが難点だが…。眼鏡をかければなんとか読める。人生初の電子書籍「60才!真夏の大冒険!」の始まりだ!

 

 

 こちらは「十九才!落研の大冒険!」何も知らなかった!毎日が「大冒険」だった。

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出ました!こちらの文章は、今後も新原稿がアップされる予定です。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

脚本家の穴吹一朗君も稲葉一広さん、神奈川の高校の副校長・木馬君も呆れたエッセイ!

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