放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

初代!サンフリ・ステッカーは…。

 有楽町のデパートでANNの展示を見て来た。やはり「番組グッズ」はあまり残されていないようだ。でも、そのせつなさが良いのかも知れない。

 放送局は番組グッズを保管しない。多分、展示品はスタッフの誰かが所蔵していたものだろう。

 

 私が昔、担当したある番組では…。グッズを作るお金が無いから…と、パーソナリティとスタッフ全員が1万円を払って作ったことがある。

 そのグッズは一つだけ所蔵しているが、袋は開けていない。中にはメンコが5枚ほど入っている。

 

 ちなみに、サンデーフリッカーズの初期のステッカーに手書きの番組ロゴ(スタジャンのエンブレムみたいな)は、私が書いたものだ。これは、番組予算で正規に作った。勿論、デザイン料は無料である。

 

いつか、サンフリステッカーがデパートに展示される時が来て欲しい気もする…。初期の「手書きの番組ロゴ」のステッカーは私が台本の裏に書いた落書きである。台本のバンクシーと名乗ることにしよう。

 

 今度、どこかの番組の台本の裏にかってに「ネズミ」や「風船と少女」を書いてこようか…。というのは嘘です。あっ!

 

 コバクシー!と名乗ろう!

 

 あっ!ちなみに、現在の新ステッカーは、私が飲み屋で知り合ったプロのデザイナーに格安友達料金で頼んだものだ。有名雑誌も担当している方なので、どこかで同じテイストの作品を見ているかもしれません。