放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

ラジオの同窓会…

 30年以上前に、半蔵門のラジオで放送した「耳の穴」という番組があった。私は月~金の帯の2曜日を担当していた。

 その時の新人DJにショートメールを送った。ネットで今は高級ワインを飲ませる店を複数経営する実業家と知ったからだ。

 番号は同じで、すぐに返事が来た。「同窓会やりましょうよ!」

 

 これは、意外な展開になった。私は何となく、一度お店に行こうかと思ったが、ネットでは店名、電話、非公開の会員制とあった。そこで、メールしてみたのだ。

 

 私は当時のプロデューサーとディレクターに連絡。ディレクターのKさん、私、М君で飲むことになった。Kさんは実は「サンデーフリッカーズ」の立ち上げの時、私に「朝のラジオをやれそうな若手落語家を探してくれ」と頼んだ、当時のプロデューサーである。

 全てはこの人の一言から始まった。

 

 私は「耳の穴」の後、同じDJで「グローリーステーション」さらに、数年後に埼玉のあの局で「ファンキー・フライデー・ナイト」という番組も担当した。懐かしい思い出だ。

 

 私は先輩の経営する安くて旨い居酒屋をセッティングした。すると、M君!「僕、ワイン持って行きますよ!」「ええ~!持ち込み!?」

 私は先輩に電話して「特別に持ち込みを許可」してもらった。

 

 M君の経営する店は、数万~100万を超えるワインを出す店だ。この持ち込みが気になる…。まさか、70万とかのワインを持ってくるのではないだろうか?

 嬉しいが、私にそんな味が分かる筈もない。シャンメリーが上手い!と言っている私が「う~ん!渋みと鼻腔をくすぐる甘い香りが絶妙だね!」などと言って飲むのか。

 「美味しんぼ」を読み返す必要がありそうだ。

 

 さらに、M君が帰りに「ワイン代を集めます」と言ったら、私は破産である!まあ、そんなことは無いが…。楽しみである。

 

 

 

 

 この中に登場する「魚屋さんのバイト」に行った四年生の先輩が、今、中野で居酒屋「さかなの目玉」を経営しています。伏線回収の書をみなさんに…。

          ↓

宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

 

「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

 

放送作家で専門学校の先生・下村稔さんが「上」に登場する「初めての下宿の描写」を褒めてくれました。私としては意外な部分でした。落研入部前の不安な若者の描写が良かったそうです。

 

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)、フリーターアナ・森たけしさん、神奈川の先生・木馬さん、山梨の大学で語学を教える、とんぼさん、も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!

      ↓ 

https://note.com/bakodayo1874basu