放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

服屋の店員さんの「カッコイイ~!」はマニュアルなのか?

 私は61才と成り着るもの等なんでもいいモードに突入している。高いブランド物を着ても「モテない」ことを知っているからだ。

 

 20代の頃はそれに気づかず「金があれば、良い服と車でモテる」と思っていた。しかし、「モテている」奴は結局「人間性」か「顔」「スタイル」であることに気づいた。格好いい奴が着れば「ボロのジーンズが格好いい!」となってしまうのだ。

 

 それを知っている私だが…。50%オフと書かれると少し服を見てしまう。どうせ買うなら、半額で…。と思うのだ。

 コロナ禍で太ってしまい、ズボンの半分以上が入らなくなった。こうなると、50%オフならジーンズぐらい買っておくか…。となる。

 

 隣町の普通価格のチェーン店で、50%オフのジーパンを履いてしまった。サイズが合わなかったらやめるつもりだったが、丁度いい!しかも、カーテンを開けた瞬間に女性店員が一言「格好いい~!」。もう、つぎの言葉は「タケ直して下さい」しかありえない。

 実は数年前。この店で男性店員だったが、同じタイミングで「格好いい~!」と言ったのを思い出した。

 多分、社員のマニュアルに「カーテンを開けた三秒以内に「格好いい~!」というべし」との項目があるのだろう。GAPさん!そうでしょう!間まで同じなので、落語の様にマンツーマンの稽古を行っている可能性もある。

 教わった先輩や流派によって、多少、ネタは違うかもしれないが「了見」は同じだ。今回の女性店員は、昔遭遇した男性店員と同じ流派の様だ。仮に柳家としておこう。まさに、「褒める人の了見」になって「「格好いい~!」と言っている。

 そうなると、私も「褒められた人の了見」になって、林家彦六の口調で「タケ直して下さい」となる。

 

 すると、女性店員は…。「バーゲン製品のタケ直しは別料金です」。「おいおい!柳家!汚い手口使うじゃねーか!」これで50%オフではなくなってしまった。しかも「タケ直しは今日できないので、明日以降のお渡しになります」「おいおい!柳家!それじゃあ、電車賃もかかるじゃねーか!清貧の林家彦六一門をなめるんじゃねーぞ!ご苦労さん!」である。※私は一門でもなんでもありませんが…雰囲気です。

 

 私はいつもスリムなジーンズを履いていたが、初めてド太いジーンズを買った。履くと楽だが空間がある分、寒い!勿論、パッチは履くがやはり寒い!

 

 私は春のジーンズを手に入れた。買い物経験値が1上がった。もう、オフでも買わないからな!

 

 文章の行きたい方向がメチャクチャだ!よく言えばイリュージョン!悪く言えば「お前は二日酔いか!」である。

 

 

 

 

「彦六師匠!ネット書籍って何で途中で売るのやめちゃうんでしょうね?」「馬鹿野郎!早く買わねえからだ!買った人は…ご苦労さん!そんな了見だから、お前さんはいづれ出世する!」。そんなエッセイ!やはり、ここもメチャクチャだ!

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

 

放送作家で専門学校の先生・下村稔さんが「上」に登場する「初めての下宿の描写」を褒めてくれました。私としては意外な部分でした。落研入部前の不安な若者の描写が良かったそうです。

 

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)、フリーターアナ・森たけしさん、神奈川の先生・木馬さん、山梨の大学で語学を教える、とんぼさん、も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!

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https://note.com/bakodayo1874basu