放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

地元・静岡のサッカー代表・静岡学園…。

 静岡出身者はこの時期、高校サッカーに熱くなる。それは、かつて、50年程前圧倒的に強かった藤枝東サッカー部の影響だと思う。

 その昔。日本代表も採用していなかったシステム「全員攻撃全員守備」という世界の最先端戦術をやっていたそうだ。

 昔のお正月の高校サッカー選手権は、Wカップと同様「前年優勝校は予選無しで出場」の権利があった。

 前年優勝の藤枝東と全国の決勝で対戦したのは、やはり静岡の浜名高校だったことがあり、他県から批判を浴びて「前年優勝校の無条件出場」は廃止になった様だ。

 確かに「三年が卒業する」高校サッカーでは無理のある制度だ。

 

 当時。静岡のサッカーは圧倒的な強さだった。そこに、立ちはだかったのが埼玉の浦和勢である。浦和南や武南に静岡が負けることが多くなった。

 

 私が子供の頃。アニメ「赤き血のイレブン」が放送された。モデルは浦和南の選手だという(この方は、後にJリーグ監督も務めた)。

 このアニメのライバル校にゴールキーパーなのにゴールキックで直接得点するキーパーが登場する。その高校は藤江西高。静岡の藤枝東がモデルである。

 

 その後。帝京が強豪となり、静岡か埼玉か東京の勝負となる。そこに、鹿児島実業四日市中央工業、なども加わって来た。

 

 私が中学生の頃(55回大会)。一番熱くなったのは静岡学園の圧倒的な個人技だった。一人で五人抜きでシュートして得点など当たり前。全国の選手権で毎試合大量得点で決勝まで進んだ。掟破りのあまりパスしないサッカーなのだ。私はこの時、静岡学園の有ケ谷選手(漢字は不明)でダイビングヘッドという言葉を初めて知った。

 

 この時。決勝は静岡学園浦和南だったと思う。浦和は静岡学園の個人技を消す対策を徹底。いきなり3対0で浦和の楽勝ムードとなった。

 しかし、後半で静岡学園が猛攻撃を仕掛けて最終的には五対四で浦和南が逃げ切った。浦和にはJリーグで活躍した水沼さんが居たはずだ。

 

 今年も静岡の代表は静岡学園だ。また、ワクワクする試合が見られそうだ。東京では静岡代表の試合は放送されないので、関東のどこかと当たって欲しいものだ。

 

 そう言えば…静岡学園に行った同級生、K君は開業医となり家業を継いでいる。やはり、母校を応援していることだろう。

 

 オッサンは、現代のことも昔の思い出を持ち出して生きている。

 

 

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