放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

賞味期限切れの醤油…

 台所の下を整理していると…。昔、贈答品で貰った醤油が出て来た。箱の中に六本も入っている。プラ容器のもので「ダシ醤油」「醤油」のセットだ。

 

 見ると消費期限は2018年11月である。三年も過ぎている。もったいないが捨てるか!と思ったが…。でも、醤油は未開封ならいけるんじゃないか?

 一本開けてみた。変な匂いはしない。豆腐にかけてみた。全然問題ない…。私は全て使うことにした。

 

 醤油って果たしていつまで大丈夫なのだろう?缶詰は消費期限が切れても食べられると聞いたことがある。醤油も同じなのか?味も落ちていない気がする。

 

 結局。自分の判断だ。立川談志師匠が「自分で判断しろ!」と賞味期限、消費期限など気にせず「匂いを嗅いで」食べていたというが…。確かに、それが正しいのかも知れない。

 私も、その醤油を使って一か月になるが、腹は壊していない。

 

 今、放置してあった缶を開けたら、カリントウが出て来た。数年前に貰ったお歳暮だ。一袋丸々食べずにあった。賞味期限はやはり過ぎている。未開封なので食べるつもりだ。

 60才のチャレンジは続く!

 

 

 大学生の頃。賞味期限切れなど絶対に食べなかった。あの頃は、先生の言うことも賞味期限も、本に書いてあることも、正しいと思っていた。

 今では「歴史の教科書」ですら間違いが直されている。「世の中の全てを信じてはいけない」と、あの頃の自分に教えてあげたい。そんな、青春エッセイ!

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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