放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

一人BBQか!近所の市場へ…!

 自立式のハンモックに寝て部屋でブラブラしていると…。なんとなく「ベランダで「一人キャンプ」やってみるか!」との発想になる。

 

 ベランダにハンモックを出して、十年前に買った炭で海鮮を焼いたらパラダイスではないのか?

 コロナ禍はベランダに限る!これだ!

 

 「石橋を叩いて渡らない静岡県人」の私は、まず、近所の川崎北部市場へと行ってみた。まだ、買わないが、炭火焼の食材の下見である。

 

 市場は業者向けなので単品売りできないものも多い。切り身などは箱買いでないと売ってくれない。単品のホタテやアワビやカニが無いか確認するべきだ。

 

 車で五分程で市場につく。すると…「コロナ禍の為、一般の方の出入りは禁止させて頂いています」。

 「うお~!」一般用・入館証を持っている私は入れないのだ!

 

 そう言えば、しばらく市場へは行っていなかった。市場の食堂にも入れないので朝食もとれない。

 

 家に戻ってみそ汁を作った。ダシをちゃんととって作ったのだが…「不味い!」味噌が少なかったか…。これなら、顆粒ダシの方が数段旨い。またも、失敗だ!お湯が茶色になる程、ダシをとったのに…。

 しかし、私は負けない。そのまま食べた!「どうだ!不味くても全部食ってやった!」勝った!「ウイナ~!」だ!戦争中のことを思えばなんでもない!「世界の片隅で不味いものを食う」だ!

 

 高菜漬け、切り干し大根、カニ缶…これは旨い!そして、みそ汁「不味い!」。不味い味噌汁は他のオカズを引き立てるのだ!

 

 「不味い味噌汁」は、寄席で言うと上手いが地味でウケない噺家だ。その後、人気者が出るとやたらと盛り上がる。

 カニ缶師匠は小三治だ!お茶を飲むだけで笑いが起きる小三治の様に、缶を開けるだけで期待感が上がる。

 余計な調理は無用だ!自然体で旨い!

 

 一人ベランダキャンプは、「缶詰と通販の冷凍食品でやろう」との結論が出た!

 

 ネット通販で冷凍の「蟹味噌入りカラ焼き」「ホタテ」を買った。「主任(トリ)は訳ありカニ足」だ。全部焼いてやる!ついでにアワビも買おう。しかし、松茸は買わない。エリンギに松茸のお吸い物の顆粒をかけて焼いてみよう。

 エリンギは色物マジックの「アサダ二世」である。

 

 何だ!このコラム!なんてこった!

 

 

 問題は炭が上手くおこるかだ!十年前、着火剤を使ってもなかなかつかなかったのを思い出す。扇風機であおって火を起こしていたらトラブルで首振りが壊れた。

 今回もダメなら家のコンロになる。もはや、キャンプではない。単なる「ベランダ食い」である。

 「ヒロシキャンプ」でもお馴染みの、木切れに切れ込みを入れて燃やすやり方をやってみようか?今回、着火剤は二種類用意した。

 昔の炭が見つからずに一箱買ったら。屋根裏収納から炭が二種類出て来た。炭だらけだ!

 

 来週、決行しよう。雨が降ったら…。普通に部屋で焼く…。

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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