女性が髪を切ったら気づかないといけないらしい…。私が構成をするラジオ「サンデーフリッカーズ」(春風亭一之輔・JFN)でも、アシスタントの汾陽さんが「髪を切る」と気づかないといけないらしい。
大抵は一之輔さんが「髪切った?」と指摘する(実は切っていない時も言っている。「いつか当たる」的なノウハウだ)。そこで、「他のスタッフはみんな気づかないんですよ!」との会話になる。
この時。汾陽さんは「今週、髪を切った」らしい。
しかし、私は「昨日、髪を切っている」。私は髪を切っても、この番組で誰にも「髪切った?」と言われたことが無い。これは、不公平ではないだろうか?
同じことがすでに三回はあった。私は一度も「俺も切った」とは伝えていない。「気づかない」のは悪いことと思っていないからだ。
何故?女性だけ「髪切った?」で優遇されるのだろうか?これはオジサンに対する差別ではないのか?
「気づかないと良く無い」と決めるのなら「男女・年齢平等」に気づいて欲しいものだ。
私は「髪切った?老若男女聞かなくて良い法案」の成立を要求する。
とは言え、本当は何一つ怒ってはいない。エッセイの題材は「無理やり」「重箱の隅」をつつくものなのだ。
ちなみに「増毛後」に「髪増えた?」や「整形手術後」に「顔変えた?」はダメな筈である。
さらに、桂TM師匠が私に会った時の第一声はほとんど「どうしたの、こんなに禿げちらかして!」だ。私は怒っていないのでセーフである。飲み会などで盛り上がるギャグである。
このセーフに個人差があるところに、コンプライアンスは難しいのである。
みんな「これ読んだよ!」と言わないのは何故だ?私は「髪切った?」より、そっちの方が嬉しい。まるで「〇形」の様に見ないふりをしている。
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