放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

深夜のラジオは…

 深夜0時からのラジオ番組を担当したのは、いつ、以来だろうか? あれは、30年程前の有楽町の二部以来ではないかと思う。半蔵門の10時頃の番組はあったが…。本当の深夜は久しぶりだ。先日、JFNで一度だけ実現した。

 

 電車でラジオの本番に向かうのも久しぶりだ。局の入り口には沢山のスタッフとつめかけたファンが手にメッセージを持って、駐車場の柵に貼り付いていた。これは…。あの超有名ミュージシャンの生放送があるのだ。メッセージボードに「一之輔!スキ!」などの文字は一切ない!100%同じ階の隣のスタジオの大スターのファンである。熱気の中…。

 

 私の担当番組のスタジオの前に向かうと…。誰も居ない。向こうは大量のスタッフがSPの様にウロウロしている。

 こっちは日曜昼の学校の校庭の様に静かだ。スタッフが一人待っていた。私はメールの束を読むために予定より1時間早く来たので、一人でもいたのは幸いだ。誰も居なかったら私はメールの出し方が分からない。

 メールを読んでいると…かなり多い!朝のレギュラーの時と枚数は変わらない。しかも、初めてみる名前も多い…。朝の常連も多く出している。レギュラーの朝のラジオのメールが減るのでは?と心配する程だ。

 

 しかし、朝のサンフリもメールは多かった!うちのリスナーはタダ者ではない。0時の放送にも出して、こちらにも何枚も出している人も居る。同じ人を二枚は読まないので、同一人物のメール同士で入れ替えをした。上手い書き手は、どのエピソードも整っている。

 こんな、上手いメールの後…ふと!「子供か!」と突っ込みたくなるスキだらけのメールを見ると…「バリエーション的に候補にしておこう」となる。パーソナリティの突っ込みありきの採用もあるのだ。

 学校のテストと違い。大間違い珍解答も点がもらえるのがラジオなのだ。

 

 とにかく、メールの数が多いのがありがたい。

 

 

 

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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