放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

大先輩から嬉しいメール!

 先日。ある放送作家の先輩Uさんから「若手の作家を紹介して下さい」とのメールが来た。その文章には「安い仕事ですが…」と書かれていた。

 

 この先輩Uさんは、35年程前に20代の私に仕事をふってくれたありがたい人だ。当時、日本中の誰もが知る人気バラエティーの作家だったUさんは、私とは事務所が違い接点はなかった。でも、元落研(別の大学)と言うだけで、色々と話しかけてくれた方である。

 いつも、仕事とは関係なく六本木の事務所の近所を歩いていると、偶然Uさんとすれ違い、世間話等していた。

 そんなに親しい訳でもないのに、ある日地方局のレギュラーをくれた恩人だ。

 

 Uさんからのメールに、35年以上前を思い出した。そこで、若手の中でも文章力がたけているS君を紹介することにした。

 

 そこで詳しく見ると、その仕事は15分のラジオ番組で、ギャラもラジオとしては悪くない。時間に換算したら、私が今やっているラジオより良いぐらいだ。

 

 S君はハッタリで「得意です」等とは言わないし、知らないことは調べて全力を出すタイプ。何より明るくて社交性がある男だ。これは私よりたけている。厳密には「若手」ではないが、今は仕事が少ないので「若手枠」と言うことで紹介してみた。

 

 先日。Uさんからメールがあった。

 紹介したS君の評判が良く、担当の責任者からお礼の連絡があったそうだ。

 

 メールには…

 

「小林くん経由でSさんをご紹介いただき、ボクとしても晴々しい気持ちになり、Sさんにお願いしたことを誇らしく思いましたし、小林くんの見る目に間違いがなかったということですね今後とも、よろしくお願いします
とりあえず 御礼まで」と書かれていた。
 
 Uさん、ありがとうございます。私こそ、晴れ晴れしい気持ちになりました。
 最後まで「私がやりましょうか」とは言えませんでした。サスガに60過ぎて若手は詐欺である。
 
 
 
 私が学生時代。Uさんはもう作家で活躍していたが…。別の大学なのに私の大学の落研創立20周年の落語会にショートコントで出ていた。
 当時は話しかけることもできなったが…。不思議な魅力に満ちていた。
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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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