放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

故郷・磐田市を思う…。

 私は静岡県磐田市出身である。サッカーのジュビロ磐田でお馴染みの街だ。しかし、45年程前の私の中学にサッカー部はなく、サッカー不毛の地だった。

 ジュビロと共にサッカーが盛んになったにわかサッカー街である。サッカーの老舗・藤枝や清水には少しコンプレックスがある(私だけだが…)。

 

 お葬式などで田舎へ帰ると…そんな、磐田のことを色々と考える。

 

 私は40年前の東海大学落語研究部時代に、実家や田舎に関するネタを一切話していない。落語の枕で何故話さなかったのだろう?

 

 当時の私は、田舎の話など「面白くない」と考えていたのだ。私は「火焔太鼓」という落語をやったことがあるが、私の出身小学校・磐田北小学校は元磐田城のあった土地で、そのお城に火焔太鼓が有ったという。さらに、太鼓は浜松のお寺に寄贈され、二つのうちの一つが紛失しているのだ。つまり、市に出された火焔太鼓は盗まれた物だ(以前のブログにも書いた)。この情報は名人・古今亭志ん生師匠の聞き書きに記されている。

 

 何故?これを枕で言わなかったのか?(当時は知らなかったのだが…)

 

 さらに、私の生まれた磐田市見附(いわたしみつけ)は逆さから読むと「けつみしたわい」(ケツ見したわい)となる。しかも、私の自宅の番地は1564だった…。「ヒトゴロシ(人殺し)」ではないか!「けつみしたわい」で「ひとごろし」番地。自己紹介の枕にピッタリだ!

 

 今頃。気づいて痛恨の極みである。二十歳そこそこの若者は本当にマヌケである。金の鉱脈がありながら何一つ気づかず生きている。

 面白いものを見つけるセンサーが未熟なのだ(これには個人差があります)。

 

 今、大学生ならなーと!昨日、夢で思った!でも、もう落語なんかやらないよ!できないよ!自分に言い聞かせる…。

 

 

 枕のネタもなかなか考え付かなかった大学生の苦悩と葛藤!馬鹿全開の青春エッセイは猛暑の夏を涼しくするぞ!「青春!落語白書」の後輩には、脚本家・穴吹一朗君も居た!國學院の先輩には下町ロケットな脚本家・稲葉一広さんも居た。法政には歌う放送作家植竹公和先生も居た(当時の素人モノマネ・チャンピオン)。日大商経法には掛布選手のマネをする六法亭全生さんが居た(見ただけで面識なし)。青学の青山一浪(森たけしアナ)・二浪が「TVジョッキー」や「笑っていいとも」でチャンピオンになっていた…。東海の先輩達はプロレス研究部をシャレでやりながら、落語、漫才と優勝ばかりしていた。憧れたけど…。自分はその域に近づけなかった!

 来月、森さんと約40年ぶりに会います。かつてのレジェンドが今は友達か…。

そんな昔のお話!

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!

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