放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

静岡県磐田市中川沿いの焼きそば店の思い出…。

 50年程前。静岡県磐田市見附で育った私は、地元の人が中川と呼んでいる川沿いをよく自転車で走っていた。この川は、磐田北小学校の横を流れていた。以前、コラムに書いた磐田城のあった場所。落語「火焔太鼓」を所蔵していたお城である(古今亭志ん生が語っている)。

 

 この川沿いに、小学生の私が大好きだったお店があった。木造の家屋で焼きそばだけを売る専門店である。

 当時。駄菓子屋で食べるお好み焼きが子供たちの定番のオヤツだったが、この、焼きそば屋さんは、純粋に焼きそばだけのお店。子供が騒いで長居することは出来ない店だ。

 やたらとスパイスが聞いた辛い焼きそばで、具はほとんど無かったが…。何故か大人の味に思えた。店名は…?まったく覚えていない。焼きそば専門店は他にないので、子供達は「焼きそば行こうぜ!」で分かってしまうのだ。

 

 今思うと…。コショウだらけの味付けだったのかも知れないが…。麺はソースで真っ黒で辛いが、子供が食べられない程ではない。絶妙なジャンク感があった。

 

 あの味は、他で食べたことが無い。今、考えてみると…最も味が近いのは、ペヤング焼きそばにコショウを多めに入れた感じである(当時はカップ焼きそばなどない時代)。

 ペヤングの凄さが今、確認できた気がする。

 

あっ!私の勘違いで、この店。今も有ったら御免なさい!多分、無い筈!

 

 

 

 

 もう、ペヤングを食べていた学生時代の物語。玉川太福さんの浪曲東海大学落語研究部物語」に登場した人たちの大馬鹿エッセイ!何にもないけど、目だけは輝いていた人と濁った人が混在していた。濁った目の人が、意外に大物に成っていたりする。私は心まで濁っていた。脳内に霞がかかっていた。脳の動かし方が分かったのは卒業してからである。両親は何故脳の動かし方を教えなかったのだろう?

             ↓

宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

 

「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)、フリーターアナ・森たけしさん、神奈川の先生・木馬さん、山梨の大学で語学を教える、とんぼさん、も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!

      ↓ 

 https://note.com/bakodayo1874basu