放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

近所の名医!

 日曜の朝ラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)が終わった後。家で二時間ほど仮眠して、日本ハムの試合をネツトで見た。残念ながら、負けてしまった。

 気を取り直して「笑点」を見ると、桂竹丸師匠が代演で出でいた。学生時代から面識のある師匠なので、見ていて何だか嬉しくなる。

 寝不足のまま…。晩御飯を軽く食べて、お気に入りの珈琲を飲んで、結局、11時頃に寝た。実質3時間ぐらいしか寝ていない。

 

 すると、夜中の三時頃。私は激しい腹痛で目が覚めた。腹がパンパンに張っていて苦しい。さらに、ゲップが激しく出る。続いて、放屁も連続している。

 あわててトイレに入ったが…。苦しすぎで便も出来ない。そのまま気絶しそうで痙攣まで起こっている。私は、便器を離れ、しばらく廊下で横になった。そうしないと、気絶して頭を打ちそうだったからだ…。

 10分ぐらいして、なんとか蘇生したので、また、トイレに座ると…。苦しいが何とか排便できた。

 さらに、続いて水の様な便が出る。食あたりだろうか?しかし、私は昨日、串揚げと大根の葉の炒め物、キャベツ、などしか食べていない。

 

 とりあえず、山は越えたので寝たが…。1時間ごとに下痢である。今朝、目覚めてもやはり胃腸は良く無い。

 

 「この腹痛は普通ではない」と判断した私は、歩いて二分の町医者・Yへと向かった。この先生は、アフリカの無医村にボランティアで10年も行っていた方で、今もその心は変わらない。薬を処方した時しかお金を取らないと言う良心的な医院である。数か月前に出した薬を調べて「あの薬まだ、余ってませんか?だったら、まだ飲めますから」となるべくお金を出させないのだ。

 私はこのY医院で、多くの体調不良を乗り越えた。最初は近所の個人医なので近いというだけで行っていたが…。今ではこの先生のファンですらある。

 

 人間ドックの結果などを見せると…。「この検査が入っているのは良いですね!これ、昔は検査項目に入っていなかったんで、私が「入れるべきだ」と主張して、K県はやることになったんです」等と、大病院の人間ドックの先生より説明が細かい。フランス語、英語、アフリカ語、が話せるという。

 さらに、夜中でも見てくれると評判である。かなりのお爺ちゃんなのも味がある。

 

 話は戻るが、診察してもらうと…。「痙攣はおきました?」「チョットおきました。気絶しそうなので、救急車を呼ぼうか迷いました」「危なかったですね。もし、便が出なかったら、腸閉そくで腸が腐るところでした。入院する寸前ですね。横になって…」

 横になってお腹に聴診器を当てる先生。「だいじょうぶ…腸が動いてます。薬を出しておきます」

 家に帰り、早速、薬を飲んだ。あれから三時間…。もう、お粥なら食べられそうだ。お茶を飲んでも吐かないから脱水症状も出ないだろう…。

 

 このY先生は新聞に取り上げられた時。〇〇のドクター・コトーと紹介されていた。たしかに、その通りである。

 

 

落研OBにはお医者さんも居る。賢いおバカの集団のドキュメントなお話です。 

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