放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

夜意味もなく自転車で走った!中学時代!

 四十五年程前。中学生の頃の私は、柔道部に所属して副部長として毎日練習していた。

 中学時代はほぼ柔道しかしていない。勉強もしようとはしたが、机に向かっても寝落ちしてしまうのだ。体力が無かった私は柔道の練習だけで精魂尽き果てていた。

 お陰でガリガリに痩せ、疲れて朝食も食べられない。午前中の授業は半分寝ている状態。なんのための学校なのか分からなかった。

 

 やっと体が起きてきた頃。また、柔道の練習でクタクタである。家に帰り氷を入れた三ツ矢サイダーを一気飲みする。それだけが人生の楽しみだった。

 

 そして、夕食を食べると…。意味もなく自転車で外を走るのが好きだった。行き先はどこでも良い。風を切って走るのが何故か癒された。

 バイクで走るヤンキーの皆さんの気持ちが分かるような気がしたものだ。

 宿題からの現実逃避なのか、疲れた体なのに自転車で走るのは苦にならない。

 

 そして、さらに疲れて机に向かって寝てしまう。ラジオは静岡の定番、SBSだ。TBS系の局だが、オールナイトニッポンなどニッポン放送系の番組も多かった気がする。オールナイトの一部が終わると二部は無く、唄うヘッドライトが始まる。ネツト局がつぎはぎになったコラボが楽しめた。

 寝落ちしながら、なんとなくラジオを聞いていた。宿題は出来ないままだ。やる気はあるのだが、体が付いて行かない。

 

 五十才を過ぎて分かったのだが、脳科学の先生によると「人間、やる気は起きないもの」なのだそうだ。「やる気は、やっていると起きるもの」で、どんなに待っても「起きない」のが脳の仕組みだそうだ。

 「やる気など関係なく、やれば良かったのだ!」何故、そんなことに気づかなかったのだろうか?

 そう言えば、仕事は締め切りがあるから「やるもの」だ。書いていると創造する楽しみが湧いてくる。確かに「始めるとやる気が沸いている」のである。

 勉強と違って、ストレスが無いのも魅力だ!

 

 一仕事終えると、自転車、バイク、車で目的もなく走るのが好きだ。順番は変わったが、今もやっていることは中学時代と変わっていない。

 しかも、運転中に思いついたアイディアはつかえることが多い。

 

 私の場合。乗り物のメイン目的は移動の道具ではないのだ。

 

 

 この手のエッセイはアクセスが少ないのが常だ!単なる個人の走り書きで情報性が薄い。しかし、こんな回が無いと、神回のインパクトが無い!ということにしておこう。

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