放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

私は桶田敬太郎プロデュースのモデルだった!

 二年前に亡くなった、桶田敬太郎(元・フォークダンス DE 成子坂)君は、私と仲が良く、数年間同じ物件の別の部屋に住んでいた。

 

 その頃。ことあるごとに私はメイクをして衣装を着せられカツラを被った。敬太郎はネットで無料動画のコントを配信していた。

 私は言われるままに、敬太郎・執筆のコントを演じている。衣装もメイクも敬太郎のコントのノウハウで「なすがまま」だ。

 それが私には楽しかった。そして、作家としては賛成できないものもあったが、演者に徹して演出通りやることにした。この、全てを任せるパターンは自主性の無い私には心地いい。「つまらなくても」私のせいではないところも魅力的だ。

 

 コントの種類は多く「刑事コント(私が刑事、金谷ヒデユキさんが犯人)」「武道の達人コント(金谷ヒデユキさんのレポーターが体験にくる)」「音楽番組コント(私が司会で金谷さんがミュージシャン)」「グルメ番組コント(私の料理人がマズイ物ばかり出す)食レポは元芸人」「UFOを捏造する番組スタッフのコント(私はAD役、敬太郎は後ろ姿でD役)」「心霊番組コント(私が体験者で語る)」「マックを世界一速く食べる男(ただ早食いさせられて噴き出した)」「使えるフランス語講座(私が講師のアジュール米田)全てでたらめ」「使えるドイツ語講座(私がインチキ講師)」そして、「公演の開演前の注意事項のモデル」これは、「録音禁止」や「飲食禁止」「携帯を切って」などのマナーを説明するお馴染みのものだ。

 その時は、何故か謎のギター漫談の芸人として登場している。「会場でかってにギター漫談をやってはいけない」などの項目もあったような気がする。

 しかも、これはある地方局の公開収録番組で実際に使用されたもの。私はしっかりモデル代をもらっている。つまり、私は履歴書の経歴に「元モデル」と書ける男なのだ!

 

 その時のモデル写真がこれである。

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 私は、この公演の日は仕事で観に行けなかったが…。客席は「公演の注意VTRを見てウケていた」そうだ。私はモデルなので何も喋らず静止画。どんなナレーションと効果音がつけられたかは知らない。

 今思えば出来上がりを見たかったものである。

 

 ちなみに、私にモデルの仕事を頼みたい人がいたら、引き受けます。プロなのでそれなりの金額を提示して下さい。

 次のサンフリのノベルティは私の「インチキ芸人ブロマイド」になると言う噂は無い!当たり前だ! 

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出ました!こちらの文章は、今後も新原稿がアップされる予定です。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

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