放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

古本市の誘惑!

 新橋駅前の古本市は、つい見てしまう。普段も街の古本屋があると入るが…。買うことはまずない。

 しかし、何軒もがまとまった古本市になると、何故か購買意欲が湧いてくる。人ごみなのでつい…これは、集団心理なのだろうか?

 

 中でも良く買ってしまうのが、レコードと浮世絵と広告である。レコードは圓生志ん生文楽、金馬、米朝、小さん、あたりが多い。

 浮世絵は本物ではなく、新聞社が景品で配ったものが数百円で売られている。私も新聞をとっていた頃。「東海道五十三次」のシリーズを貰い、保存している。テーブルの上に気に入ったものを置いて、その上から透明ビニールのカバーを置いて、食事をしている。こぼした牛乳などが間から入って滲んでいたりする。

 それでも、ダダでもらったものだから…と気にしない。しかし、古本市で売られていると…なんだかもったいない。

 

 そんな私が、先日。また、新橋の駅前で古本市に捕まった。次の用事まで四時間もあり、時間をつぶさなければいけないのだ。

 なにげなく見ていると…。海外の広告チラシを売っている。大量の束をめくっていると車やステレオの広告が目立つ。車は憧れの名車のチラシなら欲しくなるが…。ここにあるのはイマイチの車だ。

 ペラペラとめくっていると…。ひと際目立つ「赤」が目に飛び込む…。知らないタバコのチラシである。

 値段が書いてないが、チラシなど安いに違いない。これを額に入れるとオシャレになると思い、購入した。「800円です」「…」思ったより高いが、それなりの額に入れればインテリアになるから良いだろう。

 

 帰ってネットで額をみると…。ピッタリの大きさがない。特注すると一万円弱になるので断念。大き目の額を3千円程で買うことにした。

 

 昨日。100円ショップに行くと、同じ大きさの額が売られていた。なんだか損した気分だ!

 

 そして、今、気づいた!このチラシは見かけを良くするために黒い厚紙の上に乗せてビニールをかけているのだ。つまり、私が買った額よりさらに小さい。定型で丁度だったのかも知れない…。後の祭りだ!

 

 合計3千800円程のインテリア。どこに飾ろうか?…。あれ!うちはその手の額ばかりで、飾る場所がターハイである。

 

 ♪わかっちゃいるけどやめられない!スースースーダララッタ、スラスラ、スイスイスイ~! である。

 

 

宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

 

「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

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