昨日、ラジオで吉田拓郎さんが「アコギの弦はダダリオの010を使っているんだよ」とおっしゃった。
私は小学校の時、初めて買ったレコードが拓郎さんのアルバム「元気です」だった男である。これを聞き逃すはずがない。
調べると…。何と、010は「エクストラ ライトゲージ」である。これは、指が痛くないので初心者が使う弦である。私もいつも、これを使っている。
ただ、私のは三百五十円の激安品だが、ダダリオは千円近い高級品だ。私は二十年前に、「弦は安い物でもいいからマメに張り替えると良い」と聞いた。
それを守って今まで二十年たっている。
しかし、昔から一つ疑問があった。プロのギターの音と私のギターの音が違うことだ。ギターの性能と腕の違いもあるが…。
私はある時、70年代初期のギブソンJー50を購入した。これで、ギター性能は同等になっている(拓郎さんの初期のギターは、ギブソンJー45である)。
今までは憶測で「プロはハードゲージの固い弦を使うので音が良い」と思っていた。長渕剛さんなどはハードゲージである。
しかし、今回、拓郎先生が「エクストラ ライトゲージ」と聞いては、試さない訳にはゆかない。
今、隣町の山野楽器の支点で「ダダリオの010」を購入した。924円と千円チョットの物があるが、違いが分からない。とりあえず、924円を買った(セコイ性格だ!)。
今までより五百円以上も高い高級品である。これをギブソンに張って、良かったらいつもこれにするつもりだ。
さて、どうなることか?拓郎のアルバムを聞き直してから張り直してみよう。しかし、アルバムのギターは名手・石川鷹彦さんの演奏かも知れない…。それなら、多分、ハードゲージだろう…。
東海大の落研一年の時。同期に山口出身の吉田拓郎ファンの女子部員がいた。太っていて場末のホステスみたいなオバサンっぽい女子大生だ。一浪なので年下の私のことを少しバカにしていたようだ。
私が「吉田拓郎が好き」と言うと、彼女・茶夢(チャーム)は「やめてよ!黒舟なんかが、拓郎好きにならないで!私の方がずっとファンなんだから!」と理不尽なことを言われた。
別の日。ラコステのポロシャツを着ていると「私の好きな、ラコステ着るのやめてよ!」と言っていた。茶夢は夏合宿の後、苦しさに負けてクラブを辞めた。
数十年後。彼女は新宿でホステスをしているという噂が流れた。もし、本当なら、私の第一印象は結構正解だった。
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