放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

還暦の正しい過ごし方とは何だ?!

 還暦と聞いて誰もが言うギャグが「秀樹!還暦~!」である。多分、ランキング一位だろう?

 だから私は言わなかった。世間に迎合するのが嫌だからだ!(初めて言った人は凄いですが…)

 

 そこで考えた…。「還暦に芝居観て観劇」「還暦に過激」「還暦に花を咲かせましょう」…。どれも「秀樹!還暦!」には勝てない。やはり、秀樹は偉大である。

 

 ところで、還暦には何をすべきか考えた。何と!国民年金を前倒しで貰うことも出来るようだ。しかし、これは金額が減らされてしまう。父親が96才で元気な私の遺伝子的には損である。

 そこで、後、五年間オプションで払って沢山もらうことにした。役所に行くと、月400円+するオプションもあり、これをやると、少し年金があがるそうだ。しかも、400円のオプション分は二年間貰えば元がとれる。これも付けることにした。

 さらに、二年間一括先払いは、さらに年金が増えるという。役所も破綻した年金の資金稼ぎに必死だ!

 言われるまま、一括払いにした。年金の「大人払い」(子供に年金は無いが)である。もはや、国の思うツボだ!勝つには長く生きるしかない。年金はギャンブルである。とにかく生きないと預金より損してしまう。「もののけ姫」のキャッチコピーと同じだ!「生きろ!」(糸井重里・作・三文字で数千万もとるのか?と話題になった)

 

 さて、家に帰ると…。「還暦でやるべきことは…」手帳を見ると「歯科検診」が入っている。元々、「昨日、誕生日」と勘違いしていた私は予約をいれていたのだ。

 しかたが無い。五時から歯医者で歯石を取った。五輪柔道の予選が終わったところだったので、時間的には完璧だ。奇跡だ!

 医者に言われるまま、三か月後の検診を予約して帰った。

 

 さあ、「還暦に何をするか」だ。フェイスブックで「還暦って何食べるの?」と書き込むと、國學院大學落研の一つ先輩、万年堂まん丸さんからメッセージがあった。「還暦の正しい食事は、焼き鳥、に日本酒。刺身、冷ややっこ、漬物だという。これでは、普段の私と変わらない、私は「毎日還暦男」だったのだ。

 しかし、まん丸さんは、ドラマ「下町ロケット」の共同脚本もやっている大物。昭和57年の渋谷三大学落語会で、私の次に出た人だ。ここは、尊重することにした。

 

 高性能電動アシスト自転車でスーパーへと向かうと、途中の肉屋さんで「イカフライ」と「ささみカツ」の文字が目に飛び込む。しかも、安い!

 つい、買ってしまった。「あれ?野菜は色々あるから…もういいか?」早くも予定変更。

 コンビニで白鹿大吟醸が冷えていたので買った。初めて買う酒だ。安いが、これは飲みやすく、普段、冷酒は一杯しか飲まないが、三杯飲んでしまった。

 偶然、水谷準伊藤美誠・金メダルの祝杯となる。

 

 結局、還暦とは普通と変わらなかった。人と話したのは歯医者と肉屋さんだけだ。

 

 エッセイに書いておこう!

 

 

 今日も五輪の柔道を見たいのだが…。下北沢ドーンで「鈴々舎馬るこの独演会」がある。私のプロデュース公演なので行かなくては…。

 つまり、決勝は生で見られない!はたして、五輪の最中にお客さんなど来るのだろうか?ちなみに、有料ネット配信でも見られる。

 

 五輪中の理想は、下のエッセイを読みながらテレビで五輪を見る、二刀流である。「オオタニサ~ン!」「オオタイサン~ン!」とも似ている!

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出ました!こちらの文章は、今後も新原稿がアップされる予定です。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

脚本家の穴吹一朗君も稲葉一広さん、神奈川の高校の副校長・木馬君も呆れたエッセイ!

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