放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

中島みゆきさんの「狼になりたい」

 数年前。中島みゆきさんの「夜会」のチケットがとれた。本物をみるのは初めてだったが…。素晴らしかった。

 しかし、それ以来、中島さんの公演の抽選に当たったことは無い。凄い人気である。

 

 今更だが、昔の曲も含めてCDで聴いている。その中に「狼になりたい」という曲がある。

 この曲は、♪夜明けまじかの吉野家では… で始まる。いい曲だが、私には気になる歌詞がある。

 

 ♪向かいの席のオヤジ見苦しいね 一人ぼっちで見苦しいね ビールを下さい ビールを下さい 胸がやける… と続く。

 

 「向かいのオヤジ見苦しいね」は良いのだが「一人ぼっちで見苦しいね」が刺さってくる。「一人ぼっちは見苦しいのか?」。私は吉野家は絶対一人で行くオヤジだ。一人は見苦しく見えるのだろうか?

 

 中島さんが言うのなら、その通りなのだろう。「唄ってくれてありがとう!」である。

 

 「もう、夜明けに〇〇家へは行くまい」と思う今日この頃である(夜明けは行かないけどね)。

 

 見苦しいオヤジ達の愛読書がここにある。♪やたらと宣伝~!見苦しいね~!

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今、素人が落語を話せるのか?!

 仲の良い落語家さんから「今も落語出来ますか?」と聞かれた。「話すだけならできるよ。うまく出来ないけど…」「老人ホームの無料の慰問、行きませんか?我々は行けませんが、時々、頼まれる時があるんですよ。その時、紹介しますよ」

 

 困ったが…。ワクワクした。「あれ、また、落語が出来るのかな…?」と思う私が居た。

 40年前にやった落語を小声で喋って聞いてもらった。すると「声が聴きやすいから大丈夫ですよ。老人ホームで何回かやって、その後、会場でやりましょうよ!」

「いや!それは、恐いな…」「二回も老人ホームでリハビリすれば、もう、出られますよ!」

 「ええええ~!」まさか、自分の会にシャレで出そうとしているのだろうか?それは、あまりに怖い!

 私は断らずに家に帰ったが…。

 

 ワクワクするのだが…。寝ていてもうなされる!本当に40年も人前でやっていない落語など出来るのか?

 

 数年前。飲んで居る時、先輩に「やれ」と言われてやったことはあるが、一応、落ちまでやったけど、これと言って笑いは起きなかった。

 今、人前で出来るのか?やはり、寝ていてもうなされる。

 

 今、メールで「しばらくは勘弁して下さい」とメールをした。「絶対出来ない」と書かないところに…。変な未練が感じられる。

 

 学生時代、さん喬師匠の前に出て、大きな会場がわいた!あの、興奮を良い思い出のままにしておいた方が良いのではないだろうか?

 

 本格派で上手かった「落研の先輩達」は、今やっても上手い人が沢山いるが…ヘタだが素人のフラでウケていた者は、中々年取ってやる勇気が出ない。

 

 シラケタ「変なオッサン」にしか見えないのが怖い!

 

 誰か、絶対笑う甘いお客を一杯にした会場で出してくれれば良いのに…。学生時代に養護老人ホームでシラケタ苦い思い出が、今ものしかかる。

 「ここは逃げるが勝ち」となってしまう…。

 

 年寄心は乙女心以上に複雑である。

 

 

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映画「ONODA」を観た!

 今日、映画の「ONODA」を観た。海外の監督が小野田少尉の戦争を映画にしたものだ。

 小野田さんの本とは少し違っている部分もあったが、そこは演出としてフィクションも入れているのだろう。

 

 三時間ある映画だが、飽きずに観られる。日本で放送されたテレビドラマでは無かった、戦闘シーン。敵を撃ち殺すシーンもある。

 この役者さんが小野田さんとソックリなのに驚いた。

 

 任務を解除する上官役は、イッセー尾形さんが演じている。こちらも素晴らしい演技だ。

 

 私は昔から小野田さんに興味を憶えていた。小野田さんは陸軍中野学校の二俣分校でスパイ教育を受けた。

 この二俣は静岡県の西部。私の田舎磐田市と近い。私の中学から二俣高校へと進学した者がいる距離である(県立高校の学区内)。

 秘密のスパイ教育学校があると言うことは、それだけ目立たない田舎ということだろう。

 

 スパイは戦死しても存在が秘密なので公式記録には残されないそうだ。情報を集めて伝える為に死んではいけない。玉砕してはいけないという通常の兵士とは違う使命を帯びている。戦国時代で言えば忍者的な存在だ。

 

 私が子供の頃。ルバング島日本兵が銃撃戦をして一人射殺されたというニュースが流された。子供ながらに本当に驚いたものだ。多分、最後まで一緒だった小塚さんのことだと思う。

 

 熱帯のジャングルに、まだ、闘っている日本兵が居る。これは、日本中の話題となった。数年前。横井さんの「恥ずかしながら帰って参りました」が有名になったが、今度は現役で戦闘を展開しているのだ。

 

 当時の現代っ子には、まるで現実とは思えないドラマの中の様な世界だった。

 

 小野田さんは私の父親とほとんど年が変わらない。そう思うと、さらに身近に感じられるのだ。戦争に翻弄された当時の兵士たち。その本当の気持ちは、我々若造が知る由も無い。しかし、その事実は風化させてはいけない。

 

 そんな気持ちに成る映画でした。

 

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 あっ!「恥ずかしながら…」は横井さんでした。小さなことは気にしない!とにかく、良い映画でした!

 

 

 

末広亭で撮った小三治師匠の大看板!

 数十年前に撮ったお気に入りの写真がある。初めて買ったデジカメで撮った写真だ。もっと古く見えるが、これは、安い家庭用のプリンターで印刷したので劣化が早かっただけだ。元のデータは紛失しているので、もうない。

 

 これは、新宿・末広亭柳家小三治師匠が主任(トリ)をとった時のものだ。しかし、通常、末広亭でこの位置に大看板は無い。

 撤収する時、一時的に正面に立てかけた時に撮ったものだ。そういう意味ではなかなか撮れないレアなアングルだ。

 

 ネタは「野晒し」だったか「小言念仏」か…。記憶があいまいである。

 

 このセピア色に古びた雰囲気が好きで部屋に飾っている。

 

 私の撮った写真で、一番好きな一枚である。

 

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「お笑いマンガ道場」リスペクト・美術館!!

 昔の資料を見ていたら…。また、パロディーイラストが出て来た。やはり「お笑いマンガ道場」風である。

 

 私には書けない絵なので、何かの毛蟹の画像を見て書いたのだろう。多分「伊賀忍者」に対抗する「北海道の忍者」ではないかと思う。

 忍者なのに目立ちすぎるのが難点だ。戦の時は、この忍者を倒すと百人分の毛蟹が食べられるという。「敵に塩を送る」的な「敵に毛ガ忍者」を送る、という言葉が北海道のある地方に残されているという。

 地元では「タラバガ忍者」「ハナサキガ忍者」と敵対している。

 

 しかし「毛ガ忍者」は強く、負傷すらしないという。どんなに戦っても「ケガにー!」(ケガ無い)らしい。

 

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まだ、毛蟹など食べたことの無かった学生時代のドキュメント!若者の夢が忍者の様に「ドロン!」と消えた!「ニンニン!」ならぬ「カニカニ!」と言って、カンニングがバレたという。

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夜意味もなく自転車で走った!中学時代!

 四十五年程前。中学生の頃の私は、柔道部に所属して副部長として毎日練習していた。

 中学時代はほぼ柔道しかしていない。勉強もしようとはしたが、机に向かっても寝落ちしてしまうのだ。体力が無かった私は柔道の練習だけで精魂尽き果てていた。

 お陰でガリガリに痩せ、疲れて朝食も食べられない。午前中の授業は半分寝ている状態。なんのための学校なのか分からなかった。

 

 やっと体が起きてきた頃。また、柔道の練習でクタクタである。家に帰り氷を入れた三ツ矢サイダーを一気飲みする。それだけが人生の楽しみだった。

 

 そして、夕食を食べると…。意味もなく自転車で外を走るのが好きだった。行き先はどこでも良い。風を切って走るのが何故か癒された。

 バイクで走るヤンキーの皆さんの気持ちが分かるような気がしたものだ。

 宿題からの現実逃避なのか、疲れた体なのに自転車で走るのは苦にならない。

 

 そして、さらに疲れて机に向かって寝てしまう。ラジオは静岡の定番、SBSだ。TBS系の局だが、オールナイトニッポンなどニッポン放送系の番組も多かった気がする。オールナイトの一部が終わると二部は無く、唄うヘッドライトが始まる。ネツト局がつぎはぎになったコラボが楽しめた。

 寝落ちしながら、なんとなくラジオを聞いていた。宿題は出来ないままだ。やる気はあるのだが、体が付いて行かない。

 

 五十才を過ぎて分かったのだが、脳科学の先生によると「人間、やる気は起きないもの」なのだそうだ。「やる気は、やっていると起きるもの」で、どんなに待っても「起きない」のが脳の仕組みだそうだ。

 「やる気など関係なく、やれば良かったのだ!」何故、そんなことに気づかなかったのだろうか?

 そう言えば、仕事は締め切りがあるから「やるもの」だ。書いていると創造する楽しみが湧いてくる。確かに「始めるとやる気が沸いている」のである。

 勉強と違って、ストレスが無いのも魅力だ!

 

 一仕事終えると、自転車、バイク、車で目的もなく走るのが好きだ。順番は変わったが、今もやっていることは中学時代と変わっていない。

 しかも、運転中に思いついたアイディアはつかえることが多い。

 

 私の場合。乗り物のメイン目的は移動の道具ではないのだ。

 

 

 この手のエッセイはアクセスが少ないのが常だ!単なる個人の走り書きで情報性が薄い。しかし、こんな回が無いと、神回のインパクトが無い!ということにしておこう。

 最近、誰も買わないドキュメントエッセイ!

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視力検査は本当に正しいのか?!

 私は二年前まで、視力は右0.8と左0.6だった。眼鏡を作ったが、近年、さらに悪くなっていた。

 

 しかし…。昨年の健康診断の時。cの切れ目は見えていないが、なんとなく薄い方向を言ってみた。「右」「左」「上」…。

 

 すると、いつの間にか、「両目1.5です」と言われてしまった。私は素直に「切れ目は見えていないけど、なんとなく薄い方が分かるんですが、それでもいいんですか?」と聞いてみた。

 すると「判断できるんだから、1.5です」と言われてしまった。

 

 私は今までずっと1.5なのに0.8、0.6に成っていたのだ。しかし、文庫本の字は眼鏡が無いとつらい。

 

 今年は昨年同様に1.2までノーミスでクリアーしたが、次も何となく言うと「当たってしまう」ので、遠慮して「分かりません」と言っておいた。

 今年も素直に「見えてませんけど、なんとなく分かるのに良いんですか?」と聞くと「だって、去年は1.5ですよ」と言っていた。「去年も、見えてないけど全部分かったんです」と言うと「分かるなら良いんじゃないですか」とのこと。

 

 お陰で、1.2なのに0.8の眼鏡をかける変な人になってしまった。あの、検査の仕方は変えた方が良いのではないだろうか?

 例えば、漢字を読むなら「見えない筈だ」。漢字を知らない人が居ると面倒だが、漢字のリストを十種ぐらい出して「どれですか?」と聞けば良い。

 あのcの記号は「なんとなく分かってしまう人」が多いのではないのか?

 

 結論。私は医学的には1.5である。

 

 

 まだ、本当に視力が1.5だった頃。世間のことは何も見えていなかった…。

 そんな大学生のドキュメント!

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