放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

ミスター・ロードスター!と私の葛藤!

 マツダ・ロードスターのNA(初代)を30年程乗っているが…。いつも気になるのが現行のNDだ。

 

 先日。原付で隣町の釣具屋を見に行く途中…。マツダの販売店ロードスターのND赤が展示してあった。

 私の近所の販売店ではロードターはまず展示されない。私が「フルレストアを頼みたい」と言ったら「いや!勘弁して下さい」と断った店なので、ロードスターに積極的でないのだろう。または、私の車がポンコツ過ぎたのかもしれないが…。

 それは、いいとして、赤のロードスターを見ることにした。乗ると…。発売の時に見たときと同じく、初代より視界が悪い。ボンネットが膨らんでいる様に見える。それ以外は素晴らしい。つい「試乗できないですか?」と聞くと「車検をとればできますが…」「?…」聞くとこの車は中古車だという。ほぼ新車なので展示しているそうだ。オーナーは屋根付き車庫保管していたと思われる。

 私はつい「買おうか」と思ったが…。まてよ!今の初代を売る気はない。修理しまくって金がかかっているので手放せないからだ。ミッション、幌、エアコン、全塗装、ラジエター、パワーウインドウ、ダイナモ、みんな新品交換しているのだ。

 「二台持ちか…」それも良いが…。同じ用途の車二台は効率が悪い。「赤は派手過ぎるしな…」と、自分に理由をつけて店を後にした。

 

 さらに、道を先に進むと…「あれ?マツダ専属の中古車屋だ…」つい、足を止めた。「あれ!マイカとかいう私の好きな色のNDがある」。見ると、値段も何もついていない。下取りしたばかりか…。他に白があったが「商談中」と書いてある。

 「おお!まだ値段も付いていないならやめよう」と去る。危ない!危ない!無駄遣いするところだった。しかも「どうせ買うなら新車でもいいんだよな!」と思う大人買いの私が居る。

 

 しかし、冷静に考えると…。駐車場代が毎月かかる。年間20万ぐらいだろうか?

 

 また、走っていると…。「あっ!こんなところに鰻屋が!」。昔、ネットで検索していかなかった店だ。昼飯に「鰻重」を食べてしまった。

 疲れたから…「もう、帰ろう」いつの間にか釣具屋を見ることを忘れている。家で二階に行って「あれ?なんで二階に来たんだっけ?」と思う現象と同じだ。

 

 帰って、録画した「愛車遍歴」を見た。ゲストは、ミスター・ロードスター・貴島さんだ。何という偶然!?マツダ・ロードスターを開発した技術者である。

 そのこだわりを聞いていると…。「うん!NAは限界まで乗ろう」と誓う。貴島さんの愛車はNCで20万キロ近く乗ってるそうだ。私はNAで12万キロなのでまだまだ初心者である。貴島さんは「30万キロまで乗る」そうだ。そして、貴島さんの愛車遍歴にNAはなく、NB、NC、と乗っている。「何でだよ!」とは思うがまあ仕方がない。

 

 私も後、20万キロ乗るか。寿命の方が先に来そうである(現在、歳の割に健康だが…)。

 

 そして、近所の駐車場を調べようとしている。「じゃあ、買うのかよ!」天から突っ込みが来そうだ!

 

 ちなみに貴島さんは、車とは「人と人を繋ぐメディア」である。と言っていた。確かに、このブログも繋がった。

 

 

 

ペーパードライバーだった大学生のお話。

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出ました!こちらの文章は、今後も新原稿がアップされる予定です。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

脚本家の穴吹一朗君も稲葉一広さん、神奈川の高校の副校長・木馬君も喜んでくれたエッセイ!

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