放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

書き忘れた思い出を思い出した。

 45年ほど前。日本テレビの「全日本学生落語名人位決定戦」で観た東海大の学生の「鰻屋」に感動して同じ東海大の落語研究部に入った。もう、その時の先輩は居なかった。

 三年の春。「渋谷三大学落語会(渋三落語会)」に出演した時…。出囃子の太鼓を叩いてくれた前座さんが居た(出囃子はプロに頼むのが吉例)。

 それが柳家こまめ(後の小満女→一九)さんだった。高校の時に見た「鰻屋」の学生である。

 あの人が、私の出囃子を叩いてくれるとは感無量である。羽織袴を履いている私に、こまめさんは「あんちゃん、七五三かい?」と言った。

 二十分の持ち時間を十一分で降りてきた私に「あんちゃん、早かったね〜!」と言っていた。私は返事も返せず心の中で「感動していた」。テレビを見てからたった三年しかたっていないのに、こんなに近くに来たのだ。

 

 あれ?これ…昔は書いたかもしれない…。

 

 もう、何を書いたかも思い出せない老人になってしまったのか?

 先日。NHKの「数学1」の番組で「ルートって、そうだったんだ!」と思い出した。何にもかも忘れている。

 九九だって危ないかも知れない…。

 

 お年寄りは同じことを何度も言う様だ。

 

 今、テレビで渋谷の「ハンズ」が閉店するというニュースをやっている。ハンズと言えば、新人の頃、会議をさぼって東急ハンズの公衆電話から「名古屋の仕事と重なったので会議休みます」と伝えたら…。館内放送が入り「本日は渋谷東急ハンズにお越しいただきまして誠にありがとう御座います」の音が相手に聞こえてしまった。向こうは笑いながら「はい!分かった!」と言っていた。せめて「NHKの仕事と重なった」と言うべきだった。

 

 あれ?これも…どこかで書いたことがあるような気がする…。

 

 これからは「デジャブ・ブログ」と呼ぶことにする。

 

 

 

 

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