風呂に入りながらラジオを聴いていた、なんとなく「スクールオブロック」のアンジーを聞いていた。
電話でつないだ高校三年のリスナーが休みにローカル鉄道に乗るという。その鉄道は「天竜浜名湖鉄道」らしい。浜名湖の上を回って掛川まで行っている路線だ。
私の田舎から近い。五十年ほど前。私が高校生の頃。東海道線の掛川駅に止まる列車の窓からディーゼルの車両が見えた。地元では「二俣線」と呼んでいた。それが天竜浜名湖鉄道である。
私は地元だが…。この鉄道に乗ったことがない。テレビの特集で紹介された時見て、一度乗ってみたいと思っていた。確か…六角精児さんの「飲み鉄本線」でも見た気がする。
この線の駅に森駅がある。遠州森町秋葉神社の参道の宿屋の息子、森の石松でお馴染みの街だ。私が中学の頃。静岡県磐田地区の中学柔道で一番強かった森中学を思い出す。中学最後の夏の大会で、森中で一番強かったNと対戦した。絶対勝てない相手なので、私は奇襲をかけた。普段は右組なのに左の技を出したり、普通はやらない片襟だけの一本背負い(今の国際ルールなら「かけ逃げ」になるかも)などを繰り出した。
体力差があるので投げる前につぶれてしまったが…。強い奴のフリをしてブリッジでキビキビと寝技を外した。
相手は見たこともない技と動きに、ビビッて技をかけてこなくなった。私は体重49キロ、170センチのガリガリだが黒帯だったので相手が「うっ!何か秘策があるのでは?」と考えすぎたのだ。
おかげで時間が長くなり、まるで強い奴同士の試合の様になってしまった。
お互いポイントが無いままの終了間際。森中の先生が「技かけろ!相手は逃げてるだけだ!」と叫んだ!
Nが内股をかけると簡単に技有りとなった。彼の内股はかかれば必ず一本になっている。私が相手なら簡単に一本をとれるNだが、ヒビっているので投げが弱かったのだ。「内股透かし」を警戒したのかもしれない。(私にそんなスキルは無い)
そのまま抑え込まれて「一本負け」となった。
今思うと、強いと言ってもビビった中学生である。前に投げるふりをして後ろに倒せば勝てた様な気がする。(大人に成ってからオリンピックを見て知識が上がっている)
さらに、この鉄道にある「二俣駅」は、小野田少尉がスパイ教育を受けた陸軍中野学校二俣分校のあったところだ。
浜名湖には大学の後輩が営む民宿もある。こちらは東海道線の方が近いが…。
一度、乗ってゆっくりと景色を観たいものだ。
あれ?!テーマからずれて思い出噺になっている。アンジー関係ないじゃん!コラムの悪い例である。
そんなにいつも落ちのあるものなんて書けない!
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