アイフォンで飛行機にチェックインをするという、オッサンには最難関のミッションを実行した。マックのセルフレジを失敗する私にとって未知の強豪である。
昨日。仕事先の石川県でこのミッションを成功させないと…。東京へは帰れない。満を持してやってみると…。航空会社のホームページからすんなりと入れた。番号などを入れると簡単にチェックインできた。
安心していると…。肝心のQRコードが無いことにきづく。「あれ?」送られてきたものを開くと記号が書いてあるだけだ。小さなアイコンの時はQRコードが確認できるのに大きくするとダメだ。これでは飛行機に乗れない。
困った私は何回もやり直しを試みる。色々な場所に保存するが…どれもQRコードがない。
仕方なく詳しい若者に見てもらうと…。「あれ?なんで出ないの?」と言っている。ウォレットというアイコンがあるのだが、ここはカードの入っているところなので、別のファイルやメモのアプリに保存していた。よくみると、ウォレットのカードの下にQRコード入っている。
「よし!これで完璧だ!」心の中では映画「ローキー」のテーマソングが流れている。両手を上げて「エイドリアーン!」と叫ぶ場面だ。
安心して仕事を終えて帰る支度をしていると…。「風が強くて飛行機が飛ばない可能性があるので新幹線に変更しました」と聞かされた。「なーにー?あの苦労は水の泡か!?」。石川の悲劇である。
仕方なく新幹線の駅へと向かう。すると…「強風で止まっている」との知らせ。今日中に帰れるかも分からない。
翌日はFMラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)が朝五時から放送される。大丈夫か!改札の前にはパーソナリティーも居る。私は最悪電話で出演か?と頭をよぎる。
なんとか新幹線は動いたが…。東京駅到着は九時過ぎだ。翌朝二時半起きの私にはハードだ。
それでも、何とかついたのでラッキーなのだが…。実は「飛行機は飛んでいた」という情報が入って来た。「おー!やっちまったな〜!男は黙って飛行機!」が正解だったのだ。
そして、当のパーソナリティーは、これだけのパニックネタを放送では話さず、笑いをとっている。普通のパーソナリティならオープニングトークで欠航騒ぎをするパターンだ。しかし…奴は引き出しの数が違う。「そんな当たり前のこと話さないよ…」とばかりにトークを展開していた。しかも、あの後、帰って家で飲んだという。すぐ寝た私とは体力と心の余裕が違うようだ。
飛行機に乗ったことが無かったピュアな大学生のお話
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