「俺たちの旅」は中学生の頃見て憧れたドラマだ。「俺も三流大学に行きたい〜!」と思ったものだ。元々、一流、二流は行けないので自分を正当化するのに最適のドラマだったのだ。
「自由に…楽しく生きる…」仕事なんてなんだっていい。と思ったものだ。実際は楽しく生きられる仕事に就くのは一流大学に入るより難しい」のだが…。
子供にはそんなことは分からなかった。
とりあえず…。カースケみたいなミリタリーのコートを着て、下駄を履く。女子を「ヨーコ!」と呼び捨てにする。それだけで、中村雅俊になれた気がした。
そんな「俺たちの旅」の新作映画となれば、封切で観るしかない。ミリタリーのコートを着て…下駄は寒いのでスニーカーで観に行った。田舎のシネコンだ。封切の2回目の上映で二時過ぎからだ。お客はいるのだろうか?
会場は7割の入り。60歳過ぎの客ばかりだ。ミリタリーファッションは私だけ…。チョット淋しい気持ちになった。しかし、65ぐらいの中年夫婦が手をつないで観ている。
70過ぎのオッサンがポップコーンをこぼしながら見ている。みんな、それぞれの青春に「俺たちの旅」があったのだろう…。
昔の映像を使ってあるので懐かしさも全開だ!
実は私には個人的に「驚いた!」シーンがあった。それは、現在のオメダ(田中健)と妹の(岡田奈々)がオープンカフェで珈琲を飲むシーンだ。岡田奈々が手にするカップは…。あれ?ノリタケだ!
それは、私が子供の頃。ココアなどを飲む時に使っていたものと同じだった。AIで調べたら50年前のアンティークだそうだ。
しかも、カップにソーサー(受け皿)があるのに驚いた。私が子供の時はカップだけでソーサーが無かったのだ。母が面倒だから出さなかったのか?それとも半端物を安く買ったのか?不明だ!
しかし、子供の頃は「二束三文の安カップ」だと思っていたものが、まあまあ、良いものだったことに驚く!我が家がブランド物を買う筈がないので結婚式の引き出物かもしれない。
ノリタケと言えば木梨憲武・安田成美夫妻が結婚した時、引き出物に出したことで有名だ。そんなセレブなものを子供の私は使っていたのだ(数千円だとは思うが…)。
確かに、このカップは陶器が固そうでしっかりしている。質量が密な陶器に見える。
今、手元に二つある。母の死後、棚に放置されていたのを見つけて実家から貰ってきた。私は時々、珈琲を入れて飲んでいる。
私と兄貴には俺たちのカップだが…「俺たちの旅」には何の関係もない…。
大して面白くもないブログになってしまった。「男は 自分とシンクロすると 熱くなるものである…」

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