その昔…。有楽町のラジオ番組で、関西の大物が話す番組のサブ作家だったことがある。その時、メイン作家の一人Ｓさん（このブログによく登場するＳさんとは別人）は良い男で格好が良かった。テレビで何本か大きな番組をやっていた。
多分…国民的音楽のランキング番組も担当していたと噂を聞いた。
数年後…。私があるテレビの早朝のニュース番組を担当している時。駐車場に入るポルシェ９１１を見かけた。当時はそんなに走っていなかったスーパーカーだ。
運転者を見るとＳさんだった。Ｔシャツのラフなスタイルで91１に乗るのはオシャレだ。私は、俺も「儲かったら買おう」と思ったものだ。
その時。朝テレビを見るとＳさんが「ウゴウゴルーガ」の作家だと知った。91１とのギャップが何だか嬉しかった。
数年後…。９１１への憧れは消えた…「スピード怖いし…ポケットマネーで買える奴が買わないとダサイ」と思ってしまった。Ｓさんの様に余裕で買うのが良いと思った。
私は国産車で充分だ。他に使うべきものがある。
そんな「ウゴウゴルーガ」に出ていた小出さんがラジオのゲストに来た。本人を前にして…。９１１が頭をよぎってしまった。「Ｓさんを覚えていますか？」と聞こうと思ったが…。裏方の中でも作家は忘れられていることが多いので、やめておいた。「覚えてません」と言われても気まづいし…。「あの人嫌いだった」なんて言われても嫌だ！
その昔、私は何年かやったラジオの女性歌手に「あなた、居ましたっけ？」と言われたことがある。そんなトラウマも質問を妨げた。
だからどうってことは無いのだが…。
宣伝。ネット書籍「嗚呼！青春の大根梁山泊～東海大学・僕と落研の物語～」上・中・下
「嗚呼！青春の大根梁山泊～放送業界編～」も出てます。
青春エッセイを皆様に…
安いです。上→２００円。中→３００円。下→３００円。
「放送業界編」８００円（高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です）
↓
https://note.com/bakodayo1874basu
