放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

おやじ達は何故スナックに通うのか?

 私は昔からスナックに通うオヤジ達を理解できなかった。銀座のクラブに通うお金持ちはもっと理解不能だ。

 ホステスにほれ込んで通って散財するなんて愚行もいいところだ。ホストに入れ込むギャルも同じである。

 そんな私が…。週に1~2回通うバーがある。以前は2月に一度程度しか行っていない店だが…。行くと同じメンバーがいる。店のお姉さんは店をやる前から知り合いなので騙されてる感がない。

 同じメンバーが揃うと…。あれ?40年以上前の大学の部室の様だ。お姉さんも、私の個人情報を知っているから、いいところを突いてくる(酔ってネタとして自分で言っていることだが)。姉さん「盗まれたバイクは出てきました?」「今年は庭で野菜育てないんですか?」「その服、いいですね!」…。

 まるで野村克也のデータ野球のように客の心理を突いている。

 最近は週に二度は行くようになってしまった。昨日、行ったのに仕事がひと段落つくと「行こうかな!いや、いかん!それは行き過ぎだ!」と自分で抑制する始末だ。

 

 これは、銀座クラブやガールズバーと同じである。

 「庭で野菜作って下さいよ。ゴーヤなんか食べきれないほどできるんでしょ?持ってきてよ!」「じゃあ、今年は植えるか」…。「その服、着なくなったら下さい」「じゃあ、やろうか」…。もう貢物をするしもべである。宗教なみに心をつかんでくる。

 

 来週、また行ってみるか…。いや!いかん!洗脳されている。いつもいる他の客も同じ穴のムジナなのだろうか?

 

 しかし、この店…普通のスナックの三分の一ぐらいで飲める。泥沼である。